この記事の要点(2026年10月19日時点・公式サイトの取得日)
- 上級は100問・最大60分で、合格は100問中概ね70問以上(正答率70%)。第10回(2027年3月22日)の出題配分は、公式ガイドBOOK60%・ねこの法律とお金30%・時事問題などテキスト外10%です
- 見直しの順番は、(1)併願なら中級の合否 (2)失点の3区分への数え直し (3)多く落とした区分の教材 (4)再受験の費用・日程
- 全体の許容誤答は30問(編集部算出)。時事など10%を全て落としても、残り90問の約78%で合格基準に届きます(編集部算出)
- 上級の不合格者の得点を集計した公開記録は見つかっておらず、本記事は「不合格者の傾向」ではなく、公式の配分と合格基準からの試算です
上級に落ちたら、中級の合否→出題配分別の失点の数え直し→見直し先→再受験の順で確認する
ねこ検定上級に落ちたら、中級の合否を確かめたうえで、出題配分60/30/10の区分別に失点を数え直すと見直し先が決まります。区分別の数え直しは公式が示す方法ではなく、編集部の提案です。
- 併願なら、中級の合否を先に確かめる(中級が不合格なら上級も不合格)
- 公式過去問題集などで解き直し、失点を「ガイドBOOK由来・法律とお金由来・時事など」の3区分に数え直す
- 失点が多い区分の教材に戻る
- 第10回の費用・日程を見て、再受験するかを決める
数え直しの確かめ方は、手元の過去問題集で次のように行います。公式の2026-27年版過去問題集は各級100問(第8回・第9回から)で、購入特典のオンライン模擬試験は2回まで、本番同様の60分制限です。この100問や模擬の解き直しで、間違えた問題がどの教材に載っていたかを3区分に仕分けます。結果通知で得点内訳が示されるかは、公式の実施概要に記載がなく確認できませんでした。通知に頼らず、自分で数え直すのが現実的です。
本記事の出題配分は第10回(2027年3月22日)の公式表記です。過去の回で受けて落ちた場合に、その回も同じ配分だったかは確認できていません。受験資格・合格率・テキストの全体像はねこ検定 上級 難易度・合格率にまとめています。
併願で中級が不合格なら、上級が合格ラインでも上級も不合格になるので最初に確認する
中級・上級を併願した人は、まず中級の結果を確かめてください。公式の実施概要には、上級が合格ラインに達していても中級が不合格の場合、上級も不合格になると書かれています。
併願で中級が不合格のとき: 上級の点数がどれだけ取れていても、上級は不合格です。見直しの出発点は上級ではなく中級になります。
- 中級に落ちた場合: ねこ検定 中級 落ちた 原因で見直し先を確認し、受け直す勉強量はねこ検定 中級 勉強時間で組めます
- 上級のみ受験した人、または中級に合格していた人: この確認は不要です。次の節に進んでください
上級は概ね30問まで間違えられ、時事10%を全て落としても残り90問の約78%で合格基準に届く
合格基準は「100問中概ね70問以上」なので、合格基準ちょうどなら許容誤答は100−70で30問です(編集部算出・「概ね」の基準なので境界は公式表記に従います)。次の表は、出題配分の%を100問の問数に換算した編集部の試算で、公式は問数を公表していません。第10回オンライン検定の配分での試算です。
| 失点の置き場所(第10回の配分・編集部算出) | 想定問数 | 許容誤答30問との関係 |
|---|---|---|
| 全体 | 100問 | 30問まで(合格基準ちょうどの場合) |
| 時事問題などテキスト外(10%)を全て失点 | 10問 | 残り90問で許容される誤答は20問。必要な正答率は約78%(70÷90) |
| ねこの法律とお金(30%)の問題数 | 30問 | 許容誤答30問と同数。この区分が崩れると枠の大きな部分を使う |
時事を全て落としても、残り90問を約78%解ければ合格基準に届きます。時事は「難所」と言われがちですが、10問に限られるため、その分の失点だけで不合格が決まるわけではありません。公開記録でも、時事問題のほとんどを間違えたものの中級・上級とも合格ライン見込みと書いた体験記が1件あります(2024年3月・得点非公表・個人の自己申告)。
ただし、この表は「落とせる枠」の試算です。実際にどの区分で何問落としたかは、前の節の数え直しで自分の数字を当ててください。
法律とお金30%は中級の20%より10ポイント重く、ここが崩れると許容30問の枠が先に尽きる
出題配分を上級と中級で並べると、違いは法律とお金の重さです(第10回の公式表記。差は編集部算出)。
| 出題元 | 上級 | 中級(参考) | 差(上級−中級) |
|---|---|---|---|
| 公式ガイドBOOK 中級・上級編 新版 | 60% | 70% | −10ポイント |
| 公認参考書「ねこの法律とお金 増補改訂版」 | 30% | 20% | +10ポイント |
| テキスト外(時事問題など) | 10% | 10% | 0ポイント |
上級でガイドBOOKとねこの法律とお金の2冊が占める割合は、合わせて90%です(編集部算出)。中級の感覚でガイドBOOKだけを厚く読むと、上級で10ポイント増えた法律の分が薄くなります。
公開記録では、上級の配分をガイドBOOK60%と把握しながら、公式ガイドBookしか勉強していなかったことを「ボロボロ」の結果の理由に挙げた体験記が1件あります(2023年3月・得点と級ごとの合否は非公表)。これも個人の自己申告で、法律書を読まなかった人に共通する結果とは言えません。
自分の失点は過去問の再採点で3区分に数え直せば、状況別の表で見直し先を引ける
次の表は、読者が自分で分かる状況から見直し先を引くためのものです。仕分けと戻る順は公式の方法ではなく、編集部の提案です。複数の行に当てはまるときは、数え直した失点が多い区分から戻ることを提案します。失点数が分からないときは、中級より10ポイント重くなった法律→ガイドBOOK→時事の順を目安にします(いずれも編集部の提案)。
| 当てはまる状況 | 確かめ方 | 見直し先(編集部の提案) |
|---|---|---|
| 併願で中級が不合格だった | 中級の結果通知 | 中級の見直しが先。上級は中級合格後に |
| 法律とお金の教材を学習していない | 過去問の誤答のうち、法律・お金の問題の数 | 「ねこの法律とお金 増補改訂版」を学習(出題の30%) |
| 時事対策をしていない、または時事をほとんど落とした | 時事など教材外の誤答数 | 時事の失点は最大10問。許容枠の中で、ほかの区分を優先できるか見る |
| ガイドBOOK中心で、読み込みに濃淡がある | ガイドBOOK由来の誤答の偏り | 読み飛ばした箇所に戻る。公開記録には、模擬問題に引っ張られて繰り返し読み、学習に濃淡がついたと反省した体験記が1件ある |
| どの区分で落としたか分からない | 公式過去問題集100問を解き、誤答を3区分に仕分け | 仕分けた結果で、上の行を引き直す |
練習の得点の例: 上級の過去問の初見の正答率を54/100と書いた公開記録と、第5・6回の過去問の自己採点を66/100(不合格水準)と書いた公開記録があります。どちらも本番の結果ではなく、個人の自己申告です。
初級の側の見直しはねこ検定 初級 落ちた 原因にまとめています。
再受験は第10回(2027年3月22日)で、再挑戦割6,750円と結果通知後の問い合わせ不可を踏まえて決める
第10回の開催日は2027年3月22日(月・祝)です。結果通知は2027年5月中旬頃から全受験者へ送付されます。公式は、採点結果・合否結果に関する問い合わせ・異議申し立てには一切応じないとしているため、失点の置き場所は自分で数え直す必要があります。
| 受け方(第10回オンライン検定・税込) | 料金 | 条件 |
|---|---|---|
| 上級のみ・通常料金 | 7,500円 | − |
| 中級・上級の併願 | 11,900円 | − |
| 上級・再挑戦割 | 6,750円(通常7,500円から10%OFF) | 過去に受験したときの受験番号の下5桁が必要。各種割引の併用不可 |
2026年10月19日時点の公式表記です。受験番号が手元にあるかを先に確認すると、再挑戦割の可否が分かります。中級に合格済みで上級だけ受け直す場合の扱いは、公式の実施概要から確認できなかったため、申込前に公式の案内で確かめてください。申込締切は、公式の会場検定欄に2027年2月24日(水)と表記されています。オンライン検定側の締切は確認できなかったため、申込前に公式の第10回実施概要で確認してください。出題配分と上の料金はオンライン検定の表記で、配分が会場検定でも同じかは確認できていません(上級の料金は会場検定も7,500円と公式サイトに表記されています)。
この集計の限界: 上級の不合格者の集計は作れず、公式の回次別合格率・得点内訳通知は確認できなかった
- 不合格者の集計は作れません: 上級で不合格だった人の得点・内訳が公開された記録は確認できず、本番の上級で結果が悪かったと書いた公開記録は1件です(得点非公表)
- 許容誤答・問数換算は編集部算出: 公式は配分を%で公表しており、問数は100問への換算です。配点が均等なことを前提にしています
- 体験記は個人の自己申告: 練習問題の得点(54/100・66/100)は本番の結果ではありません
- 公式の合格率・得点内訳: 上級の回次別の公式合格率と、結果通知での分野別の得点内訳は、公式サイトで確認できませんでした。合格率の数字は本記事では使いません
よくある質問
Q1. ねこ検定上級は何問まで間違えても合格できますか?
合格基準は100問中概ね70問以上の正解(正答率70%)なので、基準ちょうどなら許容誤答は30問です(編集部算出)。「概ね」の基準なので、境界は公式の表記に従います。
Q2. 時事問題が全く解けなくても上級に合格できますか?
時事など教材外は出題の10%(100問換算で10問・編集部算出)です。全て落としても、残り90問を約78%(70÷90・編集部算出)解ければ合格基準に届きます。時事のほとんどを間違えても合格見込みと書いた体験記が1件ありますが、個人の自己申告です。
Q3. 併願で中級だけ不合格だった場合、上級の点数は意味がありますか?
公式の実施概要では、上級が合格ラインに達していても、中級が不合格なら上級も不合格です。この場合の見直しは中級が先になります。
Q4. 結果に納得できないとき、採点や合否を問い合わせられますか?
公式は、採点結果・合否結果に関する問い合わせ・異議申し立てには一切応じられないとしています(第10回実施概要)。
Q5. 上級の再挑戦割はいくらで、何が必要ですか?
第10回オンライン検定の上級は、通常7,500円が再挑戦割で6,750円(税込)です。過去に受験したときの受験番号の下5桁が必要で、各種割引との併用はできません。
Q6. 公式過去問題集は再受験の準備にどう使えますか?
2026-27年版は各級100問(第8回・第9回から)で、1,430円(税込)です。購入特典のオンライン模擬試験は2回まで、本番同様の60分制限です。解き直して誤答を3区分に仕分ける使い方は、編集部の提案です。
