この記事の要点
- 世界遺産検定1級の過去問は、公式過去問題集で1冊に2回分(7月・12月)。2024〜2026年度版の3種を足すと最大6回分(編集部算出)
- 公式サイトで無料で見られるのは「1級 概要と例題・対策」の例題(大問3・設問5、解答つき)まで。2022・2023年度版のPDFは問題ではなく訂正情報(正誤表)
- 分からなければ2026年度版1冊(本体1,900円+税)から。初回は90問・90分で解き、200点満点中140点との差を測る(回し方は編集部の提案)
- 第66回の1級は2026-12-13。公開会場試験の申込期限は2026-10-26 18時(2026年10月12日時点、公式ページ確認)
世界遺産検定1級の過去問は公式過去問題集で最大6回分、公式サイトで無料なのは例題5問まで
世界遺産検定1級の過去問とは、公式過去問題集の年度版(2024〜2026年度版)に収録された1級の検定問題のことです。1冊に入る1級は2回分(7月・12月)で、3種を足して最大6回分になります(編集部算出。1冊で6回分ではありません)。公式サイトで無料で見られるのは、1級ページの例題(解答つき5問)までで、これは過去問題集の代わりにはなりません。
- 入手: 公式過去問題集の年度版。2026年度版は1級2回分(2025年開催分)
- 無料: 公式「1級 概要と例題・対策」の例題5問まで
- 日付: 検定日 2026-12-13 / 公開会場試験の申込期限 2026-10-26 18時
- 初めてなら: 2026年度版1冊から始め、足りなければ年度版を足す
2026年度版1冊で2回分、2024・2025年度版を足すと最大6回分になる
公式の問題集ページ(2026年10月12日時点)に掲載されている、1級の過去問を含む年度版は次の3種です。1冊に過去1年分の検定問題を収録する方針で、1級は年2回開催のため2回分になります。
| 年度版 | 1級の収録 | 形式 | 価格(公式表記) | 発売日 | この条件ならこの行 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度版 1・準1・2級 | 2025年開催分の7月・12月(2回分) | A5判・132ページ | 本体1,900円+税 | 2026-03-19 | 初めて買う人は、まずこの1冊 |
| 2025年度版 1・準1・2級 | 2024年開催分の7月・12月(2回分) | A5判・132ページ | 本体1,900円+税 | 2025-03-18 | 回数を増やしたい人(公式ページに掲載。現在の在庫は確認できていません) |
| 2024年度版 1・2級 | 2023年開催分の7月・12月(2回分) | 電子版のみ・112ページ | 本体1,600円+税 | 2024-03-15 | 予算を抑えて回数を足したい人(準1級は含まれません) |
合計は2+2+2で6回分です(編集部算出)。注意点は次のとおりです。
- 2022・2023年度版の過去問題集は、公式ページに販売情報がありません。入手できるとは書けません
- 2026年度版についてマイナビブックスの販売ページには「書籍:2090円」と掲載されています。公式の本体1,900円+税とは別に、販売ページの掲載価格として書いています(税込・税抜の記載はありません)
- 1級・準1級・2級は合冊(2024年度版は1・2級)です。2級の収録回や使い方は世界遺産検定 2級 過去問 使い方で扱っています
- 公式テキストと過去問題集は、全国の書店またはインターネットで購入できると公式に案内されています
分からなければ、2026年度版1冊(2回分)から始めてください。2回分を使い切って足りないと感じた時点で、年度版を足せば間に合います。
公式サイトで無料で見られるのは1級の例題5問までで、2022・2023年度版のPDFは問題でなく正誤表である
無料で見られる範囲は、公式サイトで例題と訂正情報PDFの2つです。ここでは、公式サイトで無料で見られるのは例題(解答つき)5問までと整理します。例題が過去の出題そのものかは、公式ページから確認できていません。そのためこの記事では例題を「過去問」と呼びません。
| 種類 | どこで | 内容 | 費用 |
|---|---|---|---|
| 例題 | 公式「1級 概要と例題・対策」 | 大問3つ(概念・知床・ケルン)、「解答を見る」付きの設問5つ | 無料 |
| 公式PDF | 公式教材ページの「訂正情報」(過去問題集 1・2級 2023年度版・2022年度版) | 1ページの【テキストの修正】正誤表。問題本文ではない | 無料 |
| 過去問題集 | 書店・ネット書店 | 1級2回分ずつの検定問題(上の表) | 有料 |
「過去問 PDF」で探して見つかる公式PDFは、2022・2023年度版の名前が付いていても、問題が載っているわけではありません。1級の本番形式で解きたいなら、有料の過去問題集が前提になります。
1級は90問・90分・200点中140点が基準で、出題比率の分野別に自己採点すると弱点が分かる
過去問を解く前に、本番の条件を押さえます。1級の公式条件(公開会場試験)は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 90問 |
| 試験時間 | 90分 |
| 解答形式 | マークシート |
| 合格基準 | 200点満点中140点以上(満点比70%、編集部算出)。公式注記「合格基準は調整される場合があります」 |
| 受検資格 | 2級認定 |
| 出題範囲 | 全ての世界遺産。世界遺産委員会の結果も出題される可能性がある |
出題比率は、基礎知識25%・日本の遺産20%・世界の自然遺産と世界の文化遺産の合算45%・その他10%です(合計100%)。自然と文化は、公式が分けて公表していません。自己採点では、この4区分で落とした問題を数えると、弱点の偏りが見えます。
認定率などの難しさの全体像は世界遺産検定 1級 難易度、世界遺産検定 1級 合格率をご覧ください。
回数別に「初回は本番形式で採点→間違いをテキストへ戻す」が使い方の中心になる(編集部の提案)
以下は公式の指針ではなく、編集部の提案です。根拠は、本番が90問・90分で合格基準が140点であること、出題が全ての世界遺産に及ぶこと、分野別の出題比率が公表されていることの3点です。過去問そのものが本番で再び出る保証は公式に確認できないため、覚えるためでなく、形式に慣れる・時間配分を試す・出題の細かさを測るために使います。
| 買った回数 | 1周目 | 2周目 | 間違いの扱い |
|---|---|---|---|
| 2回分(2026年度版1冊) | 1回分を90分で通して解き、140点との差を出す | もう1回分を同じ条件で解く | 分野別に落とした所をメモし、テキストの該当箇所へ戻る |
| 4回分(2025年度版を追加) | 新しい回から1回分ずつ、90分で解く | 4回分のうち間違いが多い分野の問題を中心に解き直す | 間違いはテキストで確認してから、解き直しの対象にする |
| 6回分(2024年度版も追加) | 4回分までと同じ。最後の1〜2回分は直前の通し練習に残す | 間違いの多い分野を優先して再度解く | 同じ分野の誤りが続く場合は、テキストの該当巻へ戻る |
- 手順は、(1)90分で解いて自己採点→(2)200点満点中140点との差を見る→(3)前節の4区分のどこで落としたかをメモ→(4)テキストへ戻る→(5)2周目は間違いを中心に、の順です
- 2026-12-13を受ける場合は、1周目を早めに終え、残りを2周目に回します。2027年以降を受ける場合は、新しい年度版の発売を待つかどうかを手持ちの回数で決めます(発売時期は公式に確認できていないため書きません)
- テキストは1級公式テキスト「すべてがわかる世界遺産1500」(上・中・下の3冊)です。選び方は世界遺産検定 参考書 おすすめ、改訂の違いは世界遺産検定 公式テキスト 改訂 違いを参照してください
- 学習時間の見積もりは世界遺産検定 1級 勉強時間で扱っています
CBTでは問題を持ち帰れないので、過去問題集で事前に形式に慣れ、12月13日分は10月26日18時までに申し込む
CBT試験(1級を含む)は「問題の持ち帰りはできません」と公式に明記されています。持ち帰れない試験では、過去問題集が出題の形に触れられる手段になります。
| 項目 | 公開会場試験 | CBT試験 |
|---|---|---|
| 1級の日程(第66回) | 2026-12-13のみ | 公開会場と同じ日時でのみ受検 |
| 申込期限 | 2026-10-26 18時 | 公式に1級の個別記載を確認できず |
| 受検料(1級・税込) | 10,900円 | 11,800円 |
| 問題の持ち帰り | 公式に記載を確認できず | 不可 |
CBTの1級の申込期限と、公開会場試験の問題の持ち帰り可否は、公式の記載を確認できませんでした。申込前に公式の年間日程ページで確認してください(2026年10月12日時点)。
2級から1級へ上がる場合の費用や違いは世界遺産検定 2級 1級 違い、CBTの詳細は世界遺産検定 CBT 難しいを参照してください。
よくある質問
Q1. 世界遺産検定1級の過去問は何年分ありますか?
公式過去問題集では、2026年度版(2025年開催分)・2025年度版(2024年開催分)・2024年度版(2023年開催分、電子版のみ)の3種に、1級が各2回分(7月・12月)収録されています。合計で最大6回分です(編集部算出)。2022・2023年度版の過去問題集は販売情報を確認できませんでした。
Q2. 世界遺産検定1級の過去問は無料で見られますか?
公式サイトで無料なのは、1級ページの例題(解答つき5問)までです。例題が過去の出題そのものかは確認できていないため、過去問とは呼んでいません。検定問題を回数分で解くには、有料の過去問題集が必要です。
Q3. 公式サイトの過去問PDFは問題ですか?
いいえ。公式教材ページの「訂正情報」にある「過去問題集 1・2級(2023年度版・2022年度版)」のPDFは、1ページの正誤表(【テキストの修正】)で、問題本文ではありません。
Q4. 2級用の過去問題集で1級の勉強もできますか?
2026年度版と2025年度版の「1・準1・2級」は合冊で、1級2回分も入っています。2級用だけの本を別に買う必要はありません。2級の使い方は世界遺産検定 2級 過去問 使い方で扱っています。
Q5. 1級の過去問は何周すればよいですか?
公式に周回数の目安はありません。編集部の提案は、初回を90分で解いて140点との差を測り、間違いをテキストに戻して2周目で解き直す形です。回数別の表は、上の「回数別に…使い方」の節にあります。
