世界遺産検定1級の過去問は何回分?12月13日の受検に向けた入手先と使い方

最終更新: 2026-10-12 ・ 約11分で読めます ・ けんてい調査団 編集部

この記事の要点

世界遺産検定1級の過去問は公式過去問題集で最大6回分、公式サイトで無料なのは例題5問まで

世界遺産検定1級の過去問とは、公式過去問題集の年度版(2024〜2026年度版)に収録された1級の検定問題のことです。1冊に入る1級は2回分(7月・12月)で、3種を足して最大6回分になります(編集部算出。1冊で6回分ではありません)。公式サイトで無料で見られるのは、1級ページの例題(解答つき5問)までで、これは過去問題集の代わりにはなりません。

  • 入手: 公式過去問題集の年度版。2026年度版は1級2回分(2025年開催分)
  • 無料: 公式「1級 概要と例題・対策」の例題5問まで
  • 日付: 検定日 2026-12-13 / 公開会場試験の申込期限 2026-10-26 18時
  • 初めてなら: 2026年度版1冊から始め、足りなければ年度版を足す

2026年度版1冊で2回分、2024・2025年度版を足すと最大6回分になる

公式の問題集ページ(2026年10月12日時点)に掲載されている、1級の過去問を含む年度版は次の3種です。1冊に過去1年分の検定問題を収録する方針で、1級は年2回開催のため2回分になります。

年度版1級の収録形式価格(公式表記)発売日この条件ならこの行
2026年度版 1・準1・2級2025年開催分の7月・12月(2回分)A5判・132ページ本体1,900円+税2026-03-19初めて買う人は、まずこの1冊
2025年度版 1・準1・2級2024年開催分の7月・12月(2回分)A5判・132ページ本体1,900円+税2025-03-18回数を増やしたい人(公式ページに掲載。現在の在庫は確認できていません)
2024年度版 1・2級2023年開催分の7月・12月(2回分)電子版のみ・112ページ本体1,600円+税2024-03-15予算を抑えて回数を足したい人(準1級は含まれません)

合計は2+2+2で6回分です(編集部算出)。注意点は次のとおりです。

分からなければ、2026年度版1冊(2回分)から始めてください。2回分を使い切って足りないと感じた時点で、年度版を足せば間に合います。

公式サイトで無料で見られるのは1級の例題5問までで、2022・2023年度版のPDFは問題でなく正誤表である

無料で見られる範囲は、公式サイトで例題と訂正情報PDFの2つです。ここでは、公式サイトで無料で見られるのは例題(解答つき)5問までと整理します。例題が過去の出題そのものかは、公式ページから確認できていません。そのためこの記事では例題を「過去問」と呼びません。

種類どこで内容費用
例題公式「1級 概要と例題・対策」大問3つ(概念・知床・ケルン)、「解答を見る」付きの設問5つ無料
公式PDF公式教材ページの「訂正情報」(過去問題集 1・2級 2023年度版・2022年度版)1ページの【テキストの修正】正誤表。問題本文ではない無料
過去問題集書店・ネット書店1級2回分ずつの検定問題(上の表)有料

「過去問 PDF」で探して見つかる公式PDFは、2022・2023年度版の名前が付いていても、問題が載っているわけではありません。1級の本番形式で解きたいなら、有料の過去問題集が前提になります。

1級は90問・90分・200点中140点が基準で、出題比率の分野別に自己採点すると弱点が分かる

過去問を解く前に、本番の条件を押さえます。1級の公式条件(公開会場試験)は次のとおりです。

項目内容
問題数90問
試験時間90分
解答形式マークシート
合格基準200点満点中140点以上(満点比70%、編集部算出)。公式注記「合格基準は調整される場合があります」
受検資格2級認定
出題範囲全ての世界遺産。世界遺産委員会の結果も出題される可能性がある

出題比率は、基礎知識25%・日本の遺産20%・世界の自然遺産と世界の文化遺産の合算45%・その他10%です(合計100%)。自然と文化は、公式が分けて公表していません。自己採点では、この4区分で落とした問題を数えると、弱点の偏りが見えます。

1級の出題比率。世界の自然遺産と文化遺産の合算が45%で最も大きく、基礎知識25%、日本の遺産20%、その他10%の順。
世界遺産検定1級の出題比率(分野別)。自然と文化は合算でしか公表されていない。出典: 世界遺産検定事務局

認定率などの難しさの全体像は世界遺産検定 1級 難易度、世界遺産検定 1級 合格率をご覧ください。

回数別に「初回は本番形式で採点→間違いをテキストへ戻す」が使い方の中心になる(編集部の提案)

以下は公式の指針ではなく、編集部の提案です。根拠は、本番が90問・90分で合格基準が140点であること、出題が全ての世界遺産に及ぶこと、分野別の出題比率が公表されていることの3点です。過去問そのものが本番で再び出る保証は公式に確認できないため、覚えるためでなく、形式に慣れる・時間配分を試す・出題の細かさを測るために使います。

買った回数1周目2周目間違いの扱い
2回分(2026年度版1冊)1回分を90分で通して解き、140点との差を出すもう1回分を同じ条件で解く分野別に落とした所をメモし、テキストの該当箇所へ戻る
4回分(2025年度版を追加)新しい回から1回分ずつ、90分で解く4回分のうち間違いが多い分野の問題を中心に解き直す間違いはテキストで確認してから、解き直しの対象にする
6回分(2024年度版も追加)4回分までと同じ。最後の1〜2回分は直前の通し練習に残す間違いの多い分野を優先して再度解く同じ分野の誤りが続く場合は、テキストの該当巻へ戻る

CBTでは問題を持ち帰れないので、過去問題集で事前に形式に慣れ、12月13日分は10月26日18時までに申し込む

CBT試験(1級を含む)は「問題の持ち帰りはできません」と公式に明記されています。持ち帰れない試験では、過去問題集が出題の形に触れられる手段になります。

項目公開会場試験CBT試験
1級の日程(第66回)2026-12-13のみ公開会場と同じ日時でのみ受検
申込期限2026-10-26 18時公式に1級の個別記載を確認できず
受検料(1級・税込)10,900円11,800円
問題の持ち帰り公式に記載を確認できず不可

CBTの1級の申込期限と、公開会場試験の問題の持ち帰り可否は、公式の記載を確認できませんでした。申込前に公式の年間日程ページで確認してください(2026年10月12日時点)。

2級から1級へ上がる場合の費用や違いは世界遺産検定 2級 1級 違い、CBTの詳細は世界遺産検定 CBT 難しいを参照してください。

よくある質問

Q1. 世界遺産検定1級の過去問は何年分ありますか?

公式過去問題集では、2026年度版(2025年開催分)・2025年度版(2024年開催分)・2024年度版(2023年開催分、電子版のみ)の3種に、1級が各2回分(7月・12月)収録されています。合計で最大6回分です(編集部算出)。2022・2023年度版の過去問題集は販売情報を確認できませんでした。

Q2. 世界遺産検定1級の過去問は無料で見られますか?

公式サイトで無料なのは、1級ページの例題(解答つき5問)までです。例題が過去の出題そのものかは確認できていないため、過去問とは呼んでいません。検定問題を回数分で解くには、有料の過去問題集が必要です。

Q3. 公式サイトの過去問PDFは問題ですか?

いいえ。公式教材ページの「訂正情報」にある「過去問題集 1・2級(2023年度版・2022年度版)」のPDFは、1ページの正誤表(【テキストの修正】)で、問題本文ではありません。

Q4. 2級用の過去問題集で1級の勉強もできますか?

2026年度版と2025年度版の「1・準1・2級」は合冊で、1級2回分も入っています。2級用だけの本を別に買う必要はありません。2級の使い方は世界遺産検定 2級 過去問 使い方で扱っています。

Q5. 1級の過去問は何周すればよいですか?

公式に周回数の目安はありません。編集部の提案は、初回を90分で解いて140点との差を測り、間違いをテキストに戻して2周目で解き直す形です。回数別の表は、上の「回数別に…使い方」の節にあります。

出典

  1. 世界遺産検定事務局「【1級】概要と例題・対策」 (取得日: 2026-10-12)
  2. 世界遺産検定事務局「問題集」 (取得日: 2026-10-12)
  3. 世界遺産検定事務局「公式教材」 (取得日: 2026-10-12)
  4. マイナビブックス「世界遺産検定公式過去問題集1・準1・2級【2026年度版】」 (取得日: 2026-10-12)
  5. 世界遺産検定事務局「年間日程、時間、受検料」 (取得日: 2026-10-12)
  6. 世界遺産検定事務局「受検者データ・認定率」 (取得日: 2026-10-12)
  7. 世界遺産検定事務局「CBT試験について」 (取得日: 2026-10-12)