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AI時代でも英語力は必要?学生300人の独自調査から、英語の学び方を考える
RAXUS Link編集部|Mirai Bridgeの独自調査をもとに考察調査の公表 2026.08.19
ChatGPTなどの生成AIを使えば、英語の文章を翻訳したり、海外の人との会話を補助したりできます。では、これから英語を勉強する意味は薄れていくのでしょうか。
ラグザス株式会社が提供する留学支援サービス「Mirai Bridge」が、全国の高校生・大学生300人を対象に実施した調査では、86.3%がAI時代でも英語力は必要だと回答しました。
この結果から考えたいのは、「英語を勉強するべきか」という二択だけではありません。
AIに任せること、自分の力として身につけること、実際に人と関わることで学ぶこと。この3つをどう組み合わせるかです。
30秒で分かる調査結果
- AI時代でも英語力が「必要」「どちらかといえば必要」と答えた学生は86.3%
- AIの普及で英語を勉強したい気持ちが「高まった」「少し高まった」学生は55.0%
- AI時代でも留学に「価値がある」「どちらかといえば価値がある」と答えた学生は84.3%
- 留学に価値を感じる253人のうち、理由として最も多く選ばれたのは「現地でしかできない経験がある」の60.9%
これらは学生の意識や期待を尋ねた結果です。英語学習や留学の効果を測定したものではありません。
1. AIがあっても86.3%が英語力を必要と考えている
DATA|RAXUSグループ独自調査
AI時代でも英語力は必要だと思うか
- 非常に必要だと思う38.0%
- やや必要だと思う48.3%
- あまり必要だと思わない9.7%
- 全く必要だと思わない4.0%
「必要だと思う」38.0%と「どちらかといえば必要だと思う」48.3%を合わせると86.3%でした。一方、「どちらかといえば必要ないと思う」は9.7%、「必要ないと思う」は4.0%です。
同じ調査では、生成AIを月1回以上使う学生が90.0%でした。ただし、この結果だけでは、AIを使う学生ほど英語の必要性を強く感じているとはいえません。AI利用頻度と英語観の関係を比較した集計ではないためです。
2. AIが普及して、英語を勉強したい人もいる
DATA|RAXUSグループ独自調査
AIの普及で英語を学びたい気持ちは変わったか
- より勉強したいと思うようになった17.0%
- 少し勉強したいと思うようになった38.0%
- 特に変わらない38.7%
- 勉強しなくてもいいと思うようになった6.3%
「高まった」17.0%と「少し高まった」38.0%を合わせると55.0%でした。「変わらない」は38.7%、「下がった」は6.3%です。
AIが翻訳を代替するから学習意欲が下がる、と一方向には捉えられません。一方で、この設問が示すのは本人の気持ちであり、実際に学習を始めたか、学習時間や英語力が変化したかまでは分かりません。
3. 英語を使う目的によって、必要な学び方は変わる
海外の情報を調べたい
AI翻訳は、概要を早くつかむ助けになります。原文と翻訳を見比べ、重要な語句や固有名詞を確認する力があると、誤訳や文脈の抜けにも気づきやすくなります。
海外の人と会話したい
AIで言い回しを準備し、会話練習をすることはできます。ただ、相手の反応を受けて言い直すことや、文化的な前提を理解することは、実際のやり取りで磨かれる部分もあります。
海外で生活・留学したい
授業、住居、買い物、手続きなどでは、場面に応じて理解し判断する必要があります。翻訳ツールを使いながらも、必要な情報を自分で確かめられる基礎力が支えになります。
4. AI時代でも84.3%が留学に価値を感じている
DATA|RAXUSグループ独自調査
AI時代でも留学に価値があると思うか
- 非常に価値がある38.0%
- やや価値がある46.3%
- あまり価値がない12.0%
- 全く価値がない3.7%
「価値があると思う」38.0%と「どちらかといえば価値があると思う」46.3%を合わせると84.3%でした。「どちらかといえば価値がないと思う」は12.0%、「価値がないと思う」は3.7%です。
価値がある側の253人が選んだ理由では、「現地でしかできない経験がある」60.9%、「異文化交流ができる」44.3%、「コミュニケーション能力が身につく」42.3%、「英語を実際に使う環境だから」32.4%、「AIでは体験は代替できない」23.7%でした。
DATA|RAXUSグループ独自調査
留学に価値があると考える理由
- 現地でしかできない経験がある60.9%
- 異文化交流ができる44.3%
- コミュニケーション能力が身につく42.3%
- 英語を実際に使う環境だから32.4%
- AIでは体験は代替できない23.7%
この結果は、回答者が留学に期待する価値を示しています。留学によって全員が同じ成果を得られることや、AI利用者との効果差を示すものではありません。
5. 自分は何を選ぶ?目的から考える3つの学び方
英語を学ぶ目的が違えば、最初の一歩も変わります。海外情報を読みたいなら原文とAI翻訳の照合、会話したいならAI練習と人との実践、海外で学びたいなら条件整理と一次情報の確認から始められます。
NEXT|目的から学び方を選ぶ
あなたは英語で何をしたいですか?
選んだ目的に合わせた最初の一歩
話したい場面を1つ決め、AIとの会話練習で表現を準備したうえで、週に1回は人との会話で試す。伝わらなかった表現を振り返る。
6. 英語学習を始める前に確認したいこと
- 英語を使いたい場面は何か
- 現在の英語力と、難しいと感じることは何か
- 使える時間と予算はどのくらいか
- まず1か月で試す行動は何か
まとめ
今回の調査では、AIを日常的に使う学生が多いなかでも、英語力や留学に価値を感じる回答が多数でした。ただし、これはAIが英語学習を不要にする、あるいは必ず英語を学ぶべきだと結論づける結果ではありません。
AIに任せる部分、自分で理解したい部分、人との経験を通じて学びたい部分を分けることが、自分に合う学び方を考える出発点になります。
調査概要・出典
調査実施:Mirai Bridge(ラグザスグループ)/調査方法:インターネット調査/地域:全国/調査期間:2026年8月13日〜17日/回答者:高校生・大学生300名/公表日:2026年8月19日。
回答者の意識を尋ねた調査で、英語学習や留学の効果、AI利用による因果関係を示すものではありません。留学に価値を感じる理由は、価値がある側の253人を分母とした複数回答です。
一次情報:PR TIMES「AI時代でも英語力は必要?高校生・大学生の86.3%が『必要』と回答」/ラグザス公式ニュース
出典(一次発表)と調査データ
- 調査主体
- Mirai Bridge
- 調査名
- 高校生・大学生の86.3%が「ChatGPTなどの生成AIがあっても英語力は必要」、84.3%が「AI時代でも留学に価値」―Mirai Bridge調べ
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査地域
- 全国
- 調査期間
- 2026年8月13日〜2026年8月17日
- 調査対象
- 高校生・大学生
- 回答数
- 300人
- 公表日
- 2026.08.19
- ラグザス公式ニュース「高校生・大学生の86.3%が「ChatGPTなどの生成AIがあっても英語力は必要」、84.3%が「AI時代でも留学に価値」―Mirai Bridge調べ」2026.08.19
- PR TIMES「高校生・大学生の86.3%が「ChatGPTなどの生成AIがあっても英語力は必要」、84.3%が「AI時代でも留学に価値」―Mirai Bridge調べ」2026.08.19
数値は基準日(2026-11-02)時点で一次発表と照合しています。回答者の意識を示す調査で、市場全体の実態を示すものではありません。