天文宇宙検定4級・3級の併願は可能?同日受験の時間割・費用8,460円・合格率76〜82%を確認した

最終更新: 2026-09-24 ・ 約14分で読めます ・ けんてい調査団 編集部

この記事の前提を最初に書きます。筆者は天文宇宙検定を受験していません。 本記事は体験談ではなく、公式サイトが公表している受験者データと受験料・日程を整理し、級選びと併願の判断材料をまとめた記事です。


結論:3・4級併願は「割引8,460円」と「合格率76〜82%」で成立する

判断材料数値
4級の合格率81.7%(会場受験・第20回)
3級の合格率76.3%(同上)
2級の合格率30.0%(同上。前回比8%低下)
1級の合格率0.9%(同上)
3・4級併願の受験料8,460円(単独なら3級5,000円+4級4,400円=9,400円/940円お得)
2・3級併願10,000円(単独合計11,200円)
2・3・4級の3連続14,000円(単独合計15,600円)

3級と4級は、どちらも合格率が7〜8割です。この2つを併願する最大の意味は「滑り止め」ではなく、「1日で2つ取れる」ことにあります。

一方で、2級は合格率30.0%、1級は0.9%。3級と2級の間に断層があります。「3級が7割受かるなら2級も」と考えるのは危険です。


1. 公式が受験者データを公表している(これは珍しい)

当サイトでこれまで扱った検定(世界遺産検定/ニュース検定/歴史能力検定)の中で、級別の合格率・平均点・得点分布まで公式が公開しているのは、天文宇宙検定が最も詳細でした。

第20回(2025年11月16日実施)の公式データ

級合格率平均点最高点合格基準
4級(星博士ジュニア)81.7%74.0点100点60点以上
3級(星空博士)76.3%70.1点100点60点以上
2級(銀河博士)30.0%60.2点96点70点以上
1級0.9%41.9点70点70点以上(60〜69点は準1級合格)

得点分布(会場受験)

級最多の得点帯補足
4級80〜89点(24.8%)60点以上が81.7%、70点以上が64.3%
3級70〜79点(25.1%)60点以上が76.3%、60〜89点で約68.0%
2級50〜59点(22.0%)60〜69点が21.6%=あと1〜2問の層が厚い
1級30〜39点(37.6%)67.0%が30〜49点。60点以上は10.1%のみ、最高点が70点

2級の「60〜69点が21.6%」は重い数字です。合格基準70点に対して、受験者の5人に1人が数問差で落ちている。2級を受けるなら、合格ラインぴったりを狙う計画は成立しないということです。

1級は最高点が70点=合格基準ぴったりでした。満点付近が誰もいない試験です。

オンライン受験のデータ

級オンライン合格率オンライン平均点会場との差
2級33.7%(平均61.8点)—会場30.0%よりやや高い
3級76.2%(平均69.0点)—会場76.3%とほぼ同じ
4級84.0%(平均74.1点)—会場81.7%よりやや高い

オンラインと会場で、合格率に大きな差はありません。「オンラインだから有利/不利」という判断材料は、このデータからは出てきませんでした。


2. 受験料と併願割引(公式)

級受験料
1級6,700円
2級(銀河博士)6,200円
3級(星空博士)5,000円
4級(星博士ジュニア)4,400円
併願割引価格単独合計差額
3・4級8,460円9,400円−940円
2・3級10,000円11,200円−1,200円
2・3・4級14,000円15,600円−1,600円

※1級は併願割引の対象外 △

割引額そのものは大きくありません(940円)。併願の価値は割引ではなく、「同じ日に2級分の認定を取れる」「テキストの学習範囲が重なる」点にあります。

当日の時間割(第22回・2026年11月15日)

4級と3級は同じ会場で、同じ日に連続受験できます。 公式の時間割は以下の通りです(公式「受験のご案内」より)。

級開場説明開始試験開始試験終了
4級(星博士ジュニア)10:3011:0011:1012:00
3級(星空博士)12:3013:0013:1014:00
2級・1級14:3015:0015:1016:00

確認できなかったこと:「同一会場での複数受験」が公式FAQに明文規定されているかは確認できませんでした。時間割が重ならない設計になっていることから同日受験が可能と判断できますが、会場の運営細則は申込後に届く受験票で必ず確認してください。


3. 日程と申込(2026年)

回実施日状況
第21回2026年6月7日(日)終了(会場:釧路・仙台・小松・郡山・東京・松本・名古屋・京都・岡山・鹿児島・名護)
第22回2026年11月15日(日)申込受付中(2026年7月30日開始)。会場:札幌・仙台・高崎・東京・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・名護(11会場)。オンライン試験も実施(2〜4級)

申込締切(第22回)

受験形式申込締切
会場受験2026年10月6日(火)
オンライン受験2026年10月1日(木)
団体受験2026年10月1日(木)

会場受験の申込締切(10月6日)まであと約10日です。 3・4級の同日受験を予定している方は、忘れずに1回の申込で両方の級を選択してください。

注意:2026年11月15日は3検定が重なっています

当サイトで調べた範囲で、2026年11月15日(日)は以下が同日です。

検定内容
天文宇宙検定 第22回本記事
歴史能力検定 第45回年1回のみ
ニュース検定 第2回年3回のうち2回目

3つとも受けることはできません。年1回しかない歴検を優先するか、天文宇宙検定の併願(1日で2級分)を取るか、年3回あるN検を後ろに回すか——この日の使い方は、複数検定を狙う人にとって最大の意思決定になります。


4. 出題とテキスト

テキストが数年単位の版であるため、ニュース検定のような毎年の買い替えは不要です。この点は費用面で有利です。


5. どう選ぶか(データからの整理)

あなたの状況選択根拠
天文の知識ゼロ、まず1つ取りたい4級単独合格率81.7%・平均74.0点
せっかくなので効率よく3・4級併願(8,460円)どちらも7〜8割合格。940円割引
3級は取れる自信がある2・3級併願(10,000円)ただし2級は合格率30.0%。3級を確保する保険として機能
2級を本気で狙う単独+十分な対策60〜69点で落ちる層が21.6%。ぎりぎり狙いは危険
1級相応の覚悟が必要合格率0.9%、最高点70点、平均41.9点

3・4級併願が「入口として最も合理的」というのが、公式データから導ける結論です。

関連記事:世界遺産検定3級の勉強時間集計 / 歴検2級の難易度と出題構成 / ニュース検定の準2級と2級の違い


この記事の限界(必ずお読みください)

① 合格体験記を集めていない

本記事は公式データの整理であり、「何時間勉強したか」「どのテキストをどう使ったか」の体験記を集計していません。勉強時間については別記事(天文宇宙検定3級 勉強時間)で扱う予定です。

② 第22回の日程・申込(2026年9月24日更新)

2026年11月15日という実施日、申込開始2026年7月30日、申込締切(会場10月6日・オンライン10月1日)、会場一覧は、2026年9月24日時点の公式申込ページおよび受験のご案内ページから直接確認した情報です。 △は外しています。申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

③ データは第20回の1回分

合格率・平均点は2025年11月16日実施の第20回のものです。2級は前回比で8%低下しており、回によって変動します。複数回の推移を追えていません。

④ 併願の実例がない

3・4級を実際に併願した人の記録(体力・テスト間の過ごし方など)を集めていません。当日の時間割(4級11:10〜12:00、3級13:10〜14:00)は2026年9月24日に公式サイトで確認しましたが、当日の体感や待機場所の詳細は未収集です。

⑤ 筆者は未受験

当サイトは自ら受験しません。本記事の内容はすべて公開情報の集計であり、当日の時間割・体感難度は、併願者の記録が公開され次第、集計に追加します。


本記事の作成方法

調査日:2026年7月28日(更新:2026年9月24日)

筆者の受験歴:天文宇宙検定を受験したことはありません。

調査方法:

  1. 公式サイトの「受験者データと講評」「受験のお申し込み」「受験のご案内」ページを取得し、級別の合格率・平均点・得点分布・受験料・併願割引・日程・時間割・申込締切を一次情報として記載
  2. 初回調査(2026年7月28日)時点では第22回の申込情報が公式に未掲載のため、一部を解説記事から取得し△を付与。2026年9月24日の更新で公式ページから直接確認し、該当箇所の△を解除
  3. 公式データが存在する検定なので、体験記の推定に頼らず数値で判断材料を組み立てる方針を取りました

△印について:ページ本文の直接取得ができず、検索エンジンの要約経由で確認した情報源、または公式に未掲載で二次情報に基づく項目です。

確認できなかったこと:

免責:

更新予定:

出典

  1. 公式サイト (取得日: 2026-10-06)
  2. 天文宇宙検定 公式「第20回 天文宇宙検定 受験者データと講評」(2025年11月16日実施/級別合格率・平均点・最高点・得点分布・オンライン別データ)2026年7月28日確認 (取得日: 2026-10-06)
  3. 天文宇宙検定 公式「受験のお申し込み」(受験料・併願割引・申込締切・会場・オンライン受験の条件・申込方法)2026年9月24日確認 (取得日: 2026-10-06)
  4. 天文宇宙検定 公式「受験のご案内」(第22回時間割・試験時間・会場一覧)2026年9月24日確認 (取得日: 2026-10-06)
  5. 天文宇宙検定 公式「よくある質問(Q&A)」 △ (取得日: 2026-10-06)
  6. 天文宇宙検定 公式「オンライン受験のご案内」 △ (取得日: 2026-10-06)
  7. 宇宙旅行.com「天文宇宙検定とは?級別難易度・合格率・勉強法・テキスト完全ガイド【2026年版】」(第22回2026年11月15日/会場一覧/テキスト発刊予定) △ (取得日: 2026-10-06)
  8. 資格ルート(アガルート)「天文宇宙検定とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説」(合格基準1・2級70点/3・4級60点/準1級制度) △ (取得日: 2026-10-06)
  9. 軽カメラ部「【天文宇宙検定とは】対策・合格率・合格点まとめ」 △ (取得日: 2026-10-06)
  10. スクールセレクト「天文宇宙検定準備ガイド!概要・難易度・勉強法について解説!」 △ (取得日: 2026-10-06)