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JA11のマフラー交換費用は社外品5品で部品代+工賃32,750〜69,050円|純正同等品は含まず・専門店工賃は2015年頃の掲載額

最終更新: 2026-10-12 ・ 約13分で読めます ・ 旧車DIY統計室 編集部

JA11のマフラー交換費用は、マフラー本体(部品代)と工賃の合計で決まります。筆者はJA11を所有しておらず、本記事は体験談ではなく、販売ページ・専門店の工賃表・告示を突き合わせた試算記事です(取得日 2026年10月12日)。

この記事の要点

社外マフラー5品の部品代と工賃を足した総額は32,750〜69,050円の試算で、純正・純正同等品は含まない

JA11の持病としてのマフラーの位置づけはJA11 持病 弱点にあります。

JA11の社外マフラー5品を交換する費用は、部品代と工賃を足して32,750〜69,050円(編集部試算)です。純正・純正同等品は含みません。

この金額の定義は次のとおりです。

部品(社外品)部品代(税込)工賃(税込)総額(編集部算出)近接排気音の公表値
WirusWin テイストマフラー27,500円5,250円32,750円確認できなかった
WirusWin コンパクトマフラー バズーカータイプ29,700円5,250円34,950円確認できなかった
JIMKEN TAC ステンレスマフラー38,500円5,250円43,750円確認できなかった
HKS LEGAL51,700円5,250円56,950円あり(81dB)
HKS silent Hi-Power63,800円5,250円69,050円あり(83dB)
社外マフラー5品の総額は、WirusWinテイストの32,750円が最も低く、HKS silent Hi-Powerの69,050円が最も高い。HKS 2品は近接排気音の公表値がある
社外マフラー5品の総額(部品代+工賃5,250円)の編集部試算。純正・純正同等品は含まない。出典: 各社販売ページ・スズキテクニカルサービス

32,750円と69,050円は「下限」「上限」ではなく、この5品の範囲です。WirusWin・TACの行は、公表値を出典で確認できなかっただけで、基準に満たないという意味ではありません。HKS LEGALとWirusWinテイストの部品代の差は24,200円(編集部算出)です。

部品代はWirusWinの27,500円からHKSの63,800円まで、近接排気音の公表値が出典にあるのはHKSの2品(81dB・83dB)

自分の車検証の「型式」欄(JA11V/JA11C)と「初度登録年月」で、次の表の行を引きます。

品名部品代(税込)適合の記載近接排気音(ノーマル/装着時)車検対応・認証の記載
HKS LEGAL(3301-SS003)51,700円(税抜47,000円)JA11V(バン・パノラマ用)・F6A・1990年3月〜1995年10月。素材S409・テール外径50mm78dB/81dB認証番号 91-000179
HKS silent Hi-Power(31006-AS011)63,800円(税抜58,000円)JA11V・F6A・1991年6月〜1995年1月。2・3・4型用(1型・5型は未確認)78dB/83dB記載を確認できなかった
WirusWin テイストマフラー27,500円JA11V/C 他・F6A・1990年2月〜1998年10月確認できなかった一覧に記載なし
WirusWin コンパクトマフラー バズーカータイプ29,700円同上確認できなかった一覧に記載なし
JIMKEN TAC ステンレスマフラー38,500円(税3,500円)JA11用・メインパイプ径42.7φ確認できなかった商品名に「車検対応」。認証番号の記載なし

工賃は確認できた公表値が専門店1店の2015年頃の掲載額5,250円のみで、部品持込は別料金

工賃で確認できたのは、スズキテクニカルサービス(ジムニー専門店)の「整備作業工賃例」の1店だけです。

作業範囲工賃(税込)
メインパイプ以降を交換するタイプ5,250円
サイレンサー部のみ交換するタイプ3,675円

工賃の読み方: この額は税率5%時代(5,000円×1.05、3,500円×1.05)の税込額で、掲載の最終更新は2015年6月3日です。現行の工賃ではない可能性があります。「部品持込の場合は別料金」と注記があり、金額は載っていません。車両・作業内容でも変わります。

ディーラー・量販店の工賃は、公式の料金表を取得できず、数字を書けません。総額表の5,250円は「メインパイプ以降を交換する」場合の額で、サイレンサーのみの交換なら3,675円の行を見ます(総額は本記事では計算していません)。

JA11の車検は近接排気騒音103dB以下で、平成28年規制車が対象の相対値規制(+5dB)は当たらない

車検で測る近接排気騒音の基準は、年式で分かれます。車検費用の全体はJA11 車検 費用にあります。

区分近接排気騒音の基準JA11への適用
軽自動車(専ら乗用を除く)で、運転者室の前方に原動機があり、平成12年8月31日以前に製作された車(保安基準の適用関係告示 第27条第15項)103dB該当(JA11V/Cは軽貨物・フロントエンジン・1990〜95年製)
平成28年規制車(新車時の近接排気騒音が乗用車91dB・貨物車92dBを超える車)の交換用マフラー新車時の値+5dB(平成30年11月30日公布・施行の相対値規制)対象外
JASMA認定マフラー100dB(HKS解説の「平成10年度騒音規制以前の車」行のJASMA基準)認定品に限る

相対値規制は、規制が始まった年ではなく、平成30年(2018年)11月に始まった交換用マフラーの取扱いです。JA11は103dBの絶対値の区分で、車検証の新車時の値に5dBを足す考え方は使いません。

JA11の車検の近接排気騒音基準103dBに対し、HKSの公表値は83dB(silent Hi-Power)と81dB(LEGAL)で、いずれも基準より低い
近接排気騒音の基準と公表値。測定条件は出典ごとに異なる。出典: 国土交通省告示・HKS・JASMA(HKS解説)

HKSの公表値は、LEGALが81dB、silent Hi-Powerが83dB(ノーマル車は各78dB)です。いずれも基準103dBを下回りますが、測定条件は製品ごとの公表値で、実際の車両の測定値ではありません。

車検で確かめる点は、近接排気音の公表値(基準103dB)・JASMA認定・取り外せる消音部品でないこと・最低地上高9cmの4点

騒音の判定に入るのは、近接排気音の公表値(基準103dB)・JASMA認定・取り外せる消音部品でないことの3点です。最低地上高9cmは騒音ではなく車体側の別の確認点で、HKSの解説値として合わせて見ます。

確かめる4点

  1. 近接排気音の公表値: 出典にあるのはHKS LEGAL(81dB)とsilent Hi-Power(83dB)。基準は103dB
  2. JASMA認定: 認定品は100dB基準。ただし本記事の5品でJASMA認定の記載を確認できた品はない
  3. 取り外せる消音部品でないこと: 脱着式インナーサイレンサータイプなど、消音機能を簡単に取り外せるものは、JASMAでは認定対象外
  4. 最低地上高9cm以上: HKSの解説値

認証番号の記載があるのはHKS LEGAL(91-000179)だけです。TACは商品名に「車検対応」とあり認証番号の記載はなく、silent Hi-Power・WirusWinは記載を確認できませんでした。「記載なし=通らない」とは言えません。103dBを実際に測るのは車検場や店ですので、公表値がない品は店・販売元に「近接排気音の公表値があるか」「JA11の型式・年式に適合するか」を聞いてください。

改造後の車検や構造変更の費用はJA11 構造変更 費用にまとめています。

錆びたボルトの追加費用は金額を確認できず、固着の兆候があるなら店に頼む

錆で固着したボルトを外せなかったときの追加工賃(折れたボルトの処理やガスケット交換など)は、公式の料金表が見つからず、金額を書けません。ここでは兆候別に、DIYか店かを分けるだけにします(取り外しの手順は扱いません)。

固着の兆候行動理由
フランジ(接続部)のボルトに錆が浮いている店外せなかった場合の追加費用は確認できず、見積もりの前提が崩れる
吊りゴムまわりが錆びている、または固着している店同上
過去に一度も外した形跡がなく、年式が古い店固着の度合いを見ずに始めると、後戻りがしにくい
ボルトに錆が見えず、過去に外した記録があるDIYも選べる部品持込の工賃は別料金で金額不明のため、持込にして店へ頼むなら先に確認する

穴あきを交換するか補修するかは、錆の範囲で変わります。錆全般の修理費はJA11 錆 修理 費用にあります。マフラーの補修だけの費用は、本記事では扱いません。

見積書は部品代の行で品名を見て、公表値は部品表で引き、工賃の範囲とあわせて点検する

見積書の行は「部品代」「工賃」「ガスケット・ボルト」です。近接排気音の公表値は見積書には載らないので、品名から上の部品表で引きます。

  1. 部品代の行で品名を確かめる: 純正同等品か社外品か。社外品なら品名を、部品表の行と照らす
  2. 近接排気音の公表値は部品表で引く: 公表値がない品は店・販売元に確認する
  3. 工賃の範囲を確かめる: 「メインパイプ以降」か「サイレンサーのみ」か。部品持込なら別料金かを聞く
  4. ガスケット・ボルト・吊りゴムの行があるか見る: 無い場合、追加になるかを聞く

見積もりが高いと感じたときの対処はJA11 修理 見積もり 高いにまとめています。

この集計の限界は次のとおりです。

よくある質問

Q1. JA11のマフラー交換は部品代と工賃でいくらですか?

社外品5品を専門店1店の工賃5,250円(2015年頃の掲載額・税込)で交換する編集部試算は32,750〜69,050円です。純正・純正同等品は価格を確認できず含みません。実際の請求額ではありません。

Q2. JA11のマフラーは車検に通る音量の上限は何dBですか?

近接排気騒音の基準は103dBです(保安基準の適用関係告示 第27条第15項)。平成28年規制車が対象の「新車時の値+5dB」の相対値規制は、JA11には当たりません。

Q3. 幌(JA11C)でもHKSのマフラーは付きますか?

HKSの製品DBは、LEGALをJA11V(バン・パノラマ用)の掲載としており、幌(JA11C)の記載はありません。適合は出典で確認できませんでしたので、断定できません。HKSか販売店に確認してください。

Q4. マフラーは自分で交換できますか?

手順は本記事では扱いません。フランジや吊りゴムに錆・固着の兆候があるなら、追加費用の金額が確認できないため店に頼む表を錆びたボルトの節にまとめています。

Q5. 穴あきは交換と補修のどちらがよいですか?

錆の範囲で変わります。錆全般の修理費はJA11 錆 修理 費用を見てください。マフラーだけの補修費用は本記事では扱いません。

出典

  1. HKS「LEGAL:ジムニー(JA11V・コードNo.3301-SS003)」 (取得日: 2026-10-12)
  2. HKS「silent Hi-Power:ジムニー(JA11V・コードNo.31006-AS011)」 (取得日: 2026-10-12)
  3. スズキテクニカルサービス「整備について(整備作業工賃例)」 (取得日: 2026-10-12)
  4. WirusWin「【JA11・JA12・JA22】ジムニー用マフラー ラインナップ」 (取得日: 2026-10-12)
  5. JIMKEN TAC「TAC ステンレスリアマフラー JA11用(pid=151075497)」 (取得日: 2026-10-12)
  6. 国土交通省自動車局環境政策課「交換用マフラーを備えた四輪自動車等の騒音規制の取扱いを見直します」(平成30年11月30日) (取得日: 2026-10-12)
  7. HKS「1.二つの安心。車検対応へのこだわり /マフラー」 (取得日: 2026-10-12)
  8. 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)「JASMA認定マフラー」 (取得日: 2026-10-12)
  9. 国土交通省「道路運送車両の保安基準第2章及び第3章の規定の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示【2026.1.9】」第27条 (取得日: 2026-10-12)
  10. 国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第118条(自動車の騒音防止装置)【2025.2.28】」 (取得日: 2026-10-12)