タント L375S 廃車に するといくらか|状態別の買取相場を実例から集計

最終更新: 2026-08-22 ・ 約17分で読めます ・ 修理費 編集部


この記事の要点


「タント L375Sが故障した。廃車にするといくらになるのか、それとも費用がかかるのか」という問いへの答えを、この記事で整理します。

廃車買取業者・地域解体業者が公開しているデータを横断収集し、L375Sが主に含まれる年式帯(2007〜2012年式)の廃車買取相場を集計しました。筆者はタント L375Sを実車所有しておらず、体験談・実車写真はありません。記事内のすべての数値は、業者が公開した実績データから取得したものです。出典URLは末尾の「この記事について」セクションに全件列記しています。

集計対象はタント全世代を含む公開実績データ10件以上です。


結論: 走行距離・状態別の廃車買取相場

以下は、収集した実例と公開データを横断したレンジ表です。

状態走行距離目安年式目安買取相場レンジ備考
走行不能・抹消済み15万km超2009〜2011年式2万〜5万円前後実例複数あり
事故車・部分損傷〜5万km2009年式前後5万〜6万円前後廃車らぶ実例
過走行・走行可能16万km前後2011〜2012年式3万〜6万円前後ヤマカイメタル実例
走行可能・低走行1〜3万km2012年式10万〜15万円前後カーネクスト実例
走行可能・中程度4〜5万km2013年式以降13万〜16万円前後カーネクスト実例
廃車の目安上限(L375S世代)—2007〜2012年式ソコカラ参考: 7万〜11万円状態良好車の目安

重要な前提: 「廃車買取」を名乗るサービスでも、走行可能・低走行の車は中古車として再販されるケースがあります。上表の低走行・走行可能の事例はその可能性があり、純粋に「走行不能・解体目的」での廃車は2万〜5万円のレンジを基本に考えてください。


タント L375Sの廃車買取の基本知識

廃車買取・解体業者・一般買取の違い

タント L375Sを手放す方法は大きく3つに分かれます。

廃車買取業者(カーネクスト・廃車王・ハイシャルなど)

車を解体し、部品や金属資源として買い取るルートです。自走不可・エンジン故障・事故全損など、中古車として流通できない状態の車が主な対象です。レッカー代・廃車手続き代行が無料の業者が増えています。14〜19年落ちのL375Sの場合、走行不能状態では2万〜6万円前後が中心です。

一般買取・一括査定(中古車ルート)

走行可能な車を中古車として再販するルートです。L375Sは14〜19年落ちとなるため国内中古車市場での需要は限られますが、海外輸出ルートを持つ業者や部品取り目的の業者が評価することがあります。廃車を検討している車が自走可能な場合は、先に一括査定を試す価値があります。

解体業者(スクラップ目的)

金属資源としての価値だけで評価します。状態を問わず引き取ってもらえますが、買取額は最も低くなります。自分で廃車手続きを行う場合、解体費用は1万〜2万円程度が目安です。

廃車と売却のどちらが有利か

L375Sが走行可能な状態であれば、廃車専門業者に持ち込む前に複数の業者へ同時見積もりを依頼することで、数万円の差が出るケースがあります。完全に走行不能になってから廃車専門業者を使うのが基本の判断です。


詳細①: 状態別の相場実例

走行不能・解体済み渡し

エンジンが動かない・ミッション故障で走行不能になった場合、廃車専門業者または地域解体業者が対象です。

走行不能・高走行のL375Sでは、2万〜5万円前後が現実的なレンジです。付属品(アルミホイール・スタッドレスなど)があれば上乗せになるケースがあります。

事故車・損傷あり

前面・側面の損傷など走行に支障が出た状態でも廃車買取の対象になります。

走行距離が少なくても損傷が大きい場合は5万〜6万円が目安です。損傷箇所・走行距離の組み合わせで変わるため、複数業者への同時見積もりが必要です。

過走行・走行可能

走行距離が15万〜16万km超でも自走できる場合は、廃車専門業者だけでなく中古車系の一括査定も選択肢に入ります。

走行可能・車検残あり

L375S世代(2007〜2012年式)で車検残があり走行可能な場合は、廃車買取業者でも一般買取並みの評価が出ることがあります。

ただし、これらは年式が近い車両で走行距離が少ない好条件事例が中心です。L375S(2012年以前)の走行距離が10万km超の場合は5万〜10万円前後が現実的です。


詳細②: 買取実績の集計(n=10件以上)

以下は、廃車買取業者・解体業者が公開しているタント系の買取実績のまとめです。

出典年式走行距離状態買取価格
ヤマカイメタルL375S・平成21年180,000km車検なし・抹消済み39,000円
ヤマカイメタルL375S・平成23年159,000kmアルミホイール付き・抹消済み46,000円
廃車らぶL375S・平成21年49,000km前方&左側面損傷・事故車55,000円
カーネクスト2012年式12,000km傷・へこみあり(東京都)130,000円
カーネクスト2013年式48,000km低年式(千葉県)160,000円
カーネクスト2013年式50,000km車検切れ(愛知県)130,000円
カーネクスト2014年式35,292km通常(滋賀県)250,000円
カーネクスト2014年式162,000km過走行・傷あり(愛知県)100,000円
カーネクスト2016年式77,000km傷・へこみ(長野県)130,000円
カーネクスト2017年式30,000km車検切れ(沖縄県)150,000円
カーネクスト2018年式96,000km不動車・事故車(埼玉県)130,000円
ソコカラ2022年式1,905km事故車401,000円
ソコカラ2010年式160,990km中古車買取26,000円

集計上の注意: 廃車買取業者が公開する実績には中古車として再販可能な車両が含まれます。L375S(2007〜2012年式)は現在14〜19年落ちとなるため、上表の2014年式以降の高額事例はL375Sの参考値にはなりません。L375S世代の純粋な廃車実例(走行不能・解体目的)は2万〜6万円前後に集中しています。


廃車の手続きと費用

軽自動車(タント L375S)の廃車手続きの種類

永久抹消登録(解体届出)

車を解体し、二度と使用しない場合の手続きです。軽自動車の場合は「解体届出」とも呼ばれ、手続き先は軽自動車検査協会です。

一時抹消登録

長期間乗らないが将来また使う可能性がある場合の手続きです。再登録すれば公道走行が可能になります。

廃車買取業者に依頼した場合の費用負担

廃車買取業者(カーネクスト・廃車王・ハイシャルなど)に依頼した場合、以下の費用が無料になるケースが一般的です。

ただし、業者・地域・車の状態によって異なるため、依頼前に必ず確認してください。

「4月1日の壁」に注意

軽自動車の自動車税は年一括納付です。4月1日時点で所有していると、その年度分の税金(L375S=7,200円)が丸ごと発生します。 4月2日以降に廃車しても還付はありません。廃車を検討している場合は3月31日までに手続きを完了することで、年間税額の節約になります(詳細は「タント L375S 直すか手放すか」の記事も参考にしてください)。


修理するより廃車にすべき判断基準

タント L375Sで高額修理の見積もりが出た場合の目安です。

廃車・乗り換えを検討すべき状況

  1. 修理費 > 査定額の場合: エンジン交換・ミッション交換の費用が15万〜30万円に達し、L375Sの査定額が3万〜8万円程度しかつかない場合は、修理費が車の価値を大幅に超えます。
  2. 走行距離が多く他の劣化も進んでいる場合: 15万km超でミッションが壊れた場合、修理後も他の消耗品が連鎖して劣化するリスクがあります。
  3. 車検切れが近く、修理費 + 車検費用の合計が査定額を超える場合: L375Sは車検費用だけで8万〜12万円前後かかるため、修理費との合計が乗り換えの頭金より高くなるケースがあります。

修理が合理的な状況

判断の手順

  1. 修理前に複数の廃車買取業者・一般買取業者に「現状のまま」で見積もりを依頼する
  2. 修理費の見積もりを複数の工場から取る
  3. 「修理費 + 残存使用コスト」と「乗り換えコスト」を比較する
  4. 走行可能な場合は廃車専門業者だけでなく一般一括査定も利用する

複数業者への見積もりを勧める理由

タント L375Sは製造終了から14〜19年経過しており、国内中古車市場での需要は限られます。一方で、パーツとしての流通は一定程度あります。CVT・スライドドアモーター・エアコンコンプレッサーなど、部品取り目的で評価する業者が存在します。

廃車にする場合でも、1社だけに問い合わせると査定額が低くなることがあります。複数の廃車買取業者に同時見積もりを依頼することで、業者間の競争が生まれ、査定額が上がる可能性があります。


次に読むべき記事


この記事について

本記事は買取価格を保証するものではありません。記事内の数値はすべて、業者が公開したデータに基づくものであり、個別車両の査定額は異なります。

集計根拠と限界: 本記事は公開情報として取得できた実例10件以上を集計対象としています。廃車買取業者が公開する実績には中古車として流通可能な状態の車両が含まれる場合があります。L375S世代(2007〜2012年式)の純粋な「走行不能・解体目的」の廃車実例は公開数が少ないため、走行可能な新しい年式の実例と区別して参照してください。また、2026年8月時点の市況を前提としており、市況変化により相場は変動します。

最終確認日: 2026-08-22

出典

  1. ヤマカイメタル「廃車買取(白山市)タント L375S 平成21年式」走行18万km・車検なし・抹消済み・39,000円
    https://www.yamakai-metal.com/廃車買取白山市 タント l375s 平成21年式 廃車買取/(取得日: 2026-08-22)

  2. ヤマカイメタル「廃車買取(加賀市)タント L375S 平成23年式」走行15.9万km・アルミホイール付き・抹消済み・46,000円
    https://www.yamakai-metal.com/廃車買取加賀市 タント l375s 平成23年式 廃車買取/(取得日: 2026-08-22)

  3. 廃車らぶ「事故車:タント(L375S)」平成21年式・走行4.9万km・前方&左側面損傷・55,000円(三重県)
    https://www.haisyalove.com/case/case03/case03-01/事故車:タント(l375s)/(取得日: 2026-08-22)

  4. カーネクスト「ダイハツ タントの車買取事例」2012〜2018年式・複数実例(12,000km〜162,000km・買取金額100,000〜250,000円)
    https://carnext.jp/haishazirei/daihatsu/tanto/(取得日: 2026-08-22)

  5. ソコカラ「ダイハツ タントの中古車・廃車・事故車の買取相場と実績」2010〜2022年式の実績12件(26,000〜401,000円)、年式別相場(15年落ち7万〜11万円)
    https://www.hanamaru870.net/case/domestic/daihatsu/tanto/(取得日: 2026-08-22)

  6. 廃車王「ダイハツタント 廃車・事故車の買取実績と相場」買取価格レンジ50,000〜500,000円
    https://www.haishaou.com/kaitori/cartype/667(取得日: 2026-08-22)

  7. 廃車王「廃車の手続き方法と必要な書類まとめ!自分でできる抹消登録も紹介」永久抹消・一時抹消の手順と費用
    https://www.haishaou.com/blog/procedure/haisha_tetsuduki_futsu/(取得日: 2026-08-22)

  8. ネクステージ「廃車手続きの種類と流れを解説!永久抹消・一時抹消の違いと費用の目安」
    https://www.nextage.jp/sell_guide/flow/195489/(取得日: 2026-08-22)


よくある質問

Q1. タント L375Sを廃車にすると費用はかかりますか?

廃車買取業者(カーネクスト・廃車王など)に依頼した場合、レッカー代・廃車手続き代行費は無料のケースが多いです。費用がかかるのは自分で解体業者に持ち込む場合(解体費1万〜2万円程度)で、廃車買取業者に依頼する場合は費用負担なく引き取ってもらえることが一般的です。依頼前に無料か有料かを必ず確認してください。

Q2. 走行18万kmのタント L375Sはいくらで廃車買取されますか?

ヤマカイメタルの公開実例(L375S・平成21年式・走行18万km・車検なし・抹消済み渡し)では39,000円でした。同程度の条件では2万〜5万円前後が目安になります。アルミホイールなどの付属品がある場合は上乗せになるケースがあります。

Q3. 永久抹消と一時抹消、どちらを選ぶべきですか?

二度と乗らないと決まっているなら永久抹消(解体届出)を選んでください。軽自動車の解体届出は申請手数料が無料で、車検残期間があれば自動車重量税の還付も受けられます。将来乗る可能性がわずかでもある場合は一時抹消(350円)を選び、登録識別情報等通知書を手元に保管してください。L375Sは2007〜2012年式と車齢が高いため、一時抹消後に再登録するケースは少ないですが、売却先の業者が手続きを代行するケースもあります。

Q4. 廃車買取と一般買取、どちらが高いですか?

タント L375Sが走行可能な状態であれば、廃車専門業者より先に一般中古車買取・一括査定を試す方が有利になる可能性があります。廃車専門業者が中古車として再販可能な車を「廃車買取」として受け入れることもありますが、複数業者に同時見積もりを依頼することで最も高い評価を受けられる業者が見つかりやすくなります。

Q5. 事故を起こしたタント L375Sはいくらで売れますか?

廃車らぶの実例(L375S・平成21年式・走行4.9万km・前方&左側面損傷・左Fシャフト変形)では55,000円でした。走行距離が少なくても損傷が大きい場合は5万〜6万円前後が目安です。損傷箇所・走行距離・車検の有無によって変わるため、複数業者への同時見積もりが必要です。

Q6. タント L375Sを廃車にする前に確認すべきことは何ですか?

廃車決定前に、走行可能なら複数業者へ同時見積もりを取ること、4月1日の自動車税の課税タイミングを確認すること(3月31日までに手続きを完了すると節税になること)、車検残期間がある場合は自動車重量税の還付があることを確認してください。また、修理費の見積もりと廃車査定額を比べてから最終判断することを推奨します。

Q7. 廃車にした場合、自動車税の還付はありますか?

軽自動車の自動車税(年額7,200円)は月割還付がありません。年度の途中で廃車しても還付されないため、できれば3月31日までに廃車手続き(一時抹消または永久抹消)を完了することで、翌年度分の課税を回避できます。自動車重量税については、車検残期間が1か月以上ある場合に月割で還付されます。

出典

  1. タント l375s 平成21年式 廃車買取/(取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  2. タント l375s 平成23年式 廃車買取/(取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  3. l375s)/(取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  4. 取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  5. 取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  6. 取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  7. 取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)
  8. 取得日: 2026-08-22 (取得日: 2026-10-06)