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健康・ヘルスケア|運動

年代別の平均歩数は?令和6年国民健康・栄養調査の男女別データと読み方

自分や家族の歩数を、同じ年代の平均と見比べたいときの数字をまとめます。出所は厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査」の20歳以上の平均歩数です。この平均は、個人の良し悪しや基準を決める数字ではありません。何を測った数字かも合わせて読んでください。

最終更新日: 編集:RAXUS Link編集部

この記事で分かること

  1. 1令和6年国民健康・栄養調査の20歳以上の平均歩数(男性7,763歩・女性6,495歩)と、年代別・男女別の一覧が分かる
  2. 2何を測った数字か(全国補正値と年齢調整値の違い、1日分)と、令和5年と並べるときの注意が分かる
  3. 3厚労省の目安や運動習慣者の割合との関係と、平均を個人の基準にしない読み方が分かる

令和6年の平均歩数は男性7,763歩・女性6,495歩(20歳以上)

20歳以上の平均歩数(令和6年・全国補正値)

男性 7,763歩 / 女性 6,495歩

男性n=6,129、女性n=7,408。出典: 厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」

令和6年(2024年)10〜11月の調査で、20歳以上の平均歩数は男性7,763歩、女性6,495歩です。男女計では7,071歩(性・年齢構成を補正した年齢調整値は7,231歩)です。解析対象は男女合わせて13,537人(編集部算出。男性6,129人+女性7,408人)です。

年齢区分で見ると、20〜64歳は男性8,564歩・女性7,287歩、65歳以上は男性6,667歩・女性5,429歩です。

出典:厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」(令和7年12月2日公表)。対象:20歳以上、全国補正値。2026年10月22日確認。

年代別・男女別の平均歩数一覧(令和6年・20〜70歳以上)

年代男性(歩/日)男性 n女性(歩/日)女性 n
20〜29歳8,8023857,414467
30〜39歳8,8805606,667642
40〜49歳8,6718937,2591,023
50〜59歳8,4729917,5261,262
60〜69歳8,0151,2096,8521,431
70歳以上6,2192,0915,1402,583
20歳以上(総数)7,7636,1296,4957,408
(再掲)20〜64歳8,5643,3657,2874,032
(再掲)65歳以上6,6672,7645,4293,376

6区分のなかで平均が最も大きいのは、男性が30歳代(8,880歩)、女性が50歳代(7,526歩)です。ただし、年代の山は調査年で動きます(次の節の令和5年を参照)。「何歳代が最も歩く」とまでは言えません。

取り違えやすい点として、男性65歳以上と女性30歳代は、どちらも6,667歩で同じ値です。表の行と列を確かめてください。

出典:厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」図12(歩数の平均値、20歳以上、性・年齢階級別、全国補正値)。年代別の値はグラフ内のラベルから読み取りました。n は解析対象者数。2026年10月22日確認。

厚労省の目安(約8,000歩・約6,000歩)との関係

表の平均は「実測」で、厚労省の目安は運動・身体活動の推奨量です。物差しが別なので、平均が目安を下回っていても、「足りない」「異常」とは言えません。

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、成人には歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)、高齢者には1日40分以上(約6,000歩以上に相当)を示しています。ガイドはこれを「あくまでも目安」としています。目安の内訳や考え方は運動習慣の始め方 公的な目安と照らすで整理しています。

出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨事項」の成人版・高齢者版(令和6年1月)。2026年10月22日確認。

これとは別に、国の「健康日本21(第三次)」には、20歳以上の1日の歩数の平均値(年齢調整値)7,100歩という目標値が掲げられています。令和6年の概要は、この目標値を図12に参考として併記しています。個人の目安ではなく、集団の平均に対する国の目標です。

出典:厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」図12。2026年10月22日確認。

この数字は何を測ったものか(測定方法と除外条件・年齢調整値との違い)

歩数は、三次元加速度センサー式歩数計で測っています。歩数計を1日装着していなかった人、100歩未満または5万歩以上の人は集計から除かれています。栄養摂取状況調査の一環で1日分を測定したもので、その調査日は日曜日と祝祭日を除く任意の1日です。令和6年は10〜11月に、全国473地区の世帯を対象に実施されました(調査対象世帯25,816、調査実施世帯10,414)。

値の種類定義この記事での使い方
全国補正値実施世帯数の違いを補正する重み付けのみ。全国の性・年齢構成への補正はしていない年代別の表の値
年齢調整値(男女計・20歳以上)令和2年国勢調査の基準人口で重み付け。令和6年は7,231歩男女計の参考値
年齢調整値(都道府県比較用)その年齢区分の平均年齢で調整。女性20〜64歳は7,291歩本文では表に混ぜない

女性20〜64歳には7,287歩(全国補正値)と7,291歩(都道府県比較用の年齢調整値)の2つの値があり、定義が違います。この記事の表は7,287歩です。

出典:厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」、同「令和6年国民健康・栄養調査 結果公表」(公表日 令和7年12月2日)。2026年10月22日確認。確認したのは概要の本文と図のラベルで、報告書本編と e-Stat の統計表は確認していません。

令和5年の数字と並べるときの注意(調査年で山が動く)

令和5年の20歳以上の平均歩数は、男性6,628歩、女性5,659歩でした。年代別は次のとおりです。

年代男性 令和5年男性 n男性 令和6年女性 令和5年女性 n女性 令和6年
20〜29歳7,7141588,8026,5161457,414
30〜39歳7,6222318,8806,1602446,667
40〜49歳8,0392578,6717,1723047,259
50〜59歳7,5043708,4726,4494427,526
60〜69歳6,1593818,0155,8374456,852
70歳以上5,0815886,2194,0006845,140
20歳以上(総数)6,6281,9857,7635,6592,2646,495

令和5年は男女とも40歳代が最も大きく(男性8,039歩、女性7,172歩)、令和6年は男性30歳代・女性50歳代でした。調査年によって、平均が最大の年代が動いています。

この2年の表は、増減として読まないでください。令和5年は国民生活基礎調査の単位区から抽出した300単位区(11月)、令和6年は令和2年国勢調査区から抽出した473地区(10〜11月)で、調査の枠が違います。令和5年は20歳代の n が男性158人・女性145人と小さく、年代ごとの値は動きやすい数字です。このため、この記事では2年の差を計算していません。

出典:厚生労働省「令和5年 国民健康・栄養調査結果の概要」図26(令和5年11月・公表日 令和6年11月25日)、同「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」図12。年代別の値はグラフ内のラベルから読み取りました。n は解析対象者数。2026年10月22日確認。

運動習慣のある人の割合(参考:歩数とは別の指標)

国民健康・栄養調査には、歩数とは別に「運動習慣のある者」の割合があります。1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している人で、身体状況調査票の問診で聞いた項目です。歩数が多い人が運動習慣ありとは限らず、別の指標です。

令和6年の20歳以上では、男女計34.6%(年齢調整値31.3%)、男性38.5%、女性31.5%でした。概要は、男女ともに30〜40歳代で割合が低いと述べています。

年代男性(%)男性 n女性(%)女性 n
20〜29歳29.318822.7265
30〜39歳23.429819.5385
40〜49歳23.448417.2671
50〜59歳30.457126.5839
60〜69歳35.381133.0953
70歳以上52.61,63942.61,960
20歳以上(総数)38.53,99131.55,073
(再掲)20〜64歳27.21,88223.42,581
(再掲)65歳以上49.62,10940.62,492

健康日本21(第三次)には、運動習慣者の割合(年齢調整値)40%という目標値も掲げられています。比べるなら、年齢調整値の31.3%と見る点に注意してください。年代別の値は n が数百人の区分もあり、割合だけを見て大きな差があるとは決められません。

出典:厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」図11(運動習慣のある者の割合、20歳以上、性・年齢階級別、全国補正値)。年代別の値はグラフ内のラベルから読み取りました。2026年10月22日確認。

数字の読み方と限界(自分の歩数と比べるとき)

  • 平均値であり、中央値でも個人の基準でもありません。令和6年の標準偏差や中央値、5歳階級別や75歳以上の細分は、確認した概要にはありません。
  • 栄養摂取状況調査の一環で測った1日分です(この調査の調査日は日曜・祝祭日を除く任意の1日)。普段の歩数や1年の平均とは限りません。
  • 同じ年代でも、人によって歩数は大きく違います。たとえばガイド2023の成人版は、令和元年の20歳以上の平均±標準偏差を、男性6,793±4,564歩/日、女性5,832±3,863歩/日と引用しています。令和6年の表とは調査年が違う数字で、ばらつきが大きいことを示すためだけに挙げました。

出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨事項 成人版」(令和6年1月)。2026年10月22日確認。

平均より少なくても多くても、それだけで体の状態は判断できません。

次にやること

  1. STEP 1最初に今の活動量を振り返る平均と比べたあと、日常の動きを振り返って小さく始める

出典

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