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広島県インフルエンザ注意報、県内全域でも地域差がある|確認する情報
広島県では2026年10月8日から、県内全域にインフルエンザ注意報が発令されています。「県内全域」と聞くと、どの市町でも同じ程度に流行していると思いがちですが、発令の仕組みと、地域ごとの報告数は分けて見る必要があります。
発表:公開:編集:RAXUS Link編集部
このニュースのポイント
- 1広島県は2026年10月8日から県内全域にインフルエンザ注意報を発令している。第40週(9月28日〜10月4日)に福山市保健所管内の報告患者数が注意報開始基準値(定点当たり10)を上回ったため
- 2県の基準では、県内のいずれかの保健所管内が定点当たり10以上になると注意報の発令基準に当たる。県内のどこでも10以上という意味ではなく、第41週の県全体は定点当たり7.40(前週7.27と比べ横ばい)
- 3県は、手洗いや咳エチケット、人が集まる場所への不必要な外出を避けることなどを呼びかけている。最新の状況は県の感染症情報で確かめる
発令のきっかけ
広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)によると、2026年第40週(9月28日〜10月4日)に、福山市保健所管内のインフルエンザの報告患者数が、県の要領で定める注意報開始基準値(定点当たり10)を上回りました。これを受けて、10月8日から県内全域に注意報が出ています。
県の基準では、県内のいずれかの保健所管内で報告患者数が定点当たり10以上になると、注意報の発令基準に当たります。「県内のすべての市町で定点当たり10以上になった」という意味ではありません。なお、警報は、いずれかの保健所管内で定点当たり30以上になったときに発令されます。
注意報(2026年10月8日から)
- 範囲
- 県内全域
- きっかけ
- 第40週に福山市保健所管内が定点当たり10を上回った
- 発令の基準
- 県内のいずれかの保健所管内が定点当たり10以上
第41週(10月5〜11日)の県全体
- 定点当たり
- 7.40(前週7.27と比べ横ばい)
- 報告患者数
- 688人。定点医療機関(県が指定した93医療機関)からの報告
※市町別の患者数を示した図ではありません。保健所管内別の数値は、広島県感染症・疾病管理センターのページで確かめてください。
実際、第41週(10月5〜11日)の広島県全体の定点当たり報告数は7.40(報告患者数688人)で、10を下回っています。前週(第40週)の7.27(報告患者数676人)と比べ、県は「横ばい状態」としています。688人は、定点医療機関(県が指定した93医療機関)からの報告数で、県内の感染者数の合計ではありません。
右ほど定点当たり報告数が多い
※注意報開始基準値(定点当たり10)は保健所管内ごとに当てはめる値で、県全体の値と比べて発令を決めるものではありません。県の基準では、県全体が10を下回っていても、いずれかの保健所管内が10以上になると注意報の発令基準に当たります。目盛りは0〜12です。
定点当たり報告数は、定点医療機関からの報告数を定点医療機関の数で割った値です。保健所ごとに見ると、第41週は西部・西部東・北部・呉市・広島市の保健所管内で、前週より定点当たり報告数が増えました。
出かける前に確認する順序
- 広島県の感染症情報のページで、注意報・警報の現在の状況を確かめる
- 保健所管内別の状況も公表されているので、訪ねる地域の動きを確かめる
- 学校や施設からの案内、本人や家族の体調もあわせて確かめる
注意報は、今後流行がさらに拡大する可能性があるとして、注意を促すために出されています。県は、人が集まる場所への不必要な外出は避け、出かけるときはマスクを着用するよう呼びかけています。
どう備えるか
広島県が呼びかけている予防は、次のとおりです。
- こまめに流水と石けんで手を洗う
- 咳エチケットを守る
- 加湿して、湿度を50〜60%に保つ
- 十分な睡眠とバランスのとれた食事をとる
県は、インフルエンザが疑われる症状があるときは早めに受診するよう呼びかけています。
県は、基礎疾患(腎臓・心臓・呼吸器の疾患など)のある人や妊婦、高齢者、乳幼児は、合併症を起こしたり重症化したりするおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
よくある質問
Q注意報はいつ解除される?
Q県内全域で学校が休みになる?
確かめる窓口
この記事の確認日: 2026-10-18
出典
- 一次情報広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)「インフルエンザの流行状況(注意報発令中です)」(2026-10-15)(確認 2026.10.18)
- 一次情報広島県感染症・疾病管理センター「インフルエンザ警報等の発令状況」(2026-10-08)(確認 2026.10.18)
- 一次情報厚生労働省「インフルエンザの発生状況をお知らせいたします」(第41週分・2026-10-16)(確認 2026.10.18)
この記事は発表資料をもとに編集部が構成しました。
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