このページの要点
受け入れる大学は多いのですが、志望校の入学審査で使えるかと、ビザの証明に足りるかは別の問題です。
- US$70・約1時間・自宅から受けられて結果は48時間(主催者公表)。受け入れは主催者の自己申告で6,500以上のプログラム・機関です
- 求められるスコアは大学・学部によって95〜135と幅があります。最低基準として定める大学と、合格者の水準として示す大学があり、アリゾナ州立大学は同じ大学の中で学部ごとに95・100・105・120と分かれています
- 英国のビザ用試験(SELT)の承認一覧と、オーストラリア内務省が認める試験の一覧には、2026年11月時点でこの試験は入っていません。大学が受け入れても別の試験が必要になる場面があります
デュオリンゴテスト(Duolingo English Test)は、自宅のパソコンで1時間ほどで受けられるオンラインの英語試験です。IELTSやTOEFLに比べて安く、申し込みの予約も要らず、結果も早く出ます。海外大学の出願でこれ1本に絞れるなら、準備の負担はかなり軽くなります。ただし「受け入れている大学が多い」ことと「わが子の志望校とそのビザで通用する」ことは別の話です。この記事では、主催者の公表内容と、各大学が公表しているスコアの水準、そして英国政府とオーストラリア内務省の規定を突き合わせて、保護者がどこを確認すればよいのかを整理します。
出典と前提(2026年11月4日時点)。 試験そのものの仕様は主催者であるDuolingoの公表内容、求められるスコアは各大学の公式ページ、ビザの要件は英国政府(GOV.UK)とオーストラリア内務省の公表内容によります。「受け入れていない」と書いた大学は、同日時点で当該大学の英語要件ページの一覧にこの試験の記載が見つからなかったという意味です。要件は大学・学部・年度ごとに改定されるため、出願前に必ず志望校の公式ページでご確認ください。
結論:大学で使えるかと、ビザで足りるかは分けて考える
POINT
この試験が通用するかは、場面によって答えが変わります。学位課程の入学審査では受け入れる大学が多い一方、英国のビザ用試験の承認一覧とオーストラリア内務省が認める試験の一覧には入っていません。志望校とビザの2段構えで確認します。
最初に全体像を置きます。英語試験の話は「使える/使えない」で語られがちですが、実際には①志望校の入学審査で受け入れられるか ②その国のビザの英語証明として足りるかという2つの関門があり、答えが一致しません。とくに英国とオーストラリアでは、大学が入学審査でどう扱うかと、ビザ当局が証明として認めるかが別の制度になっています。
場面別・デュオリンゴテストで足りるか(2026年11月4日時点の公式規定)
| 場面 | この試験で足りるか | 根拠と注意点 |
|---|---|---|
| 米国・カナダの大学の学部入学審査 | 受け入れている大学が多い | パデュー大学115、トロント大学120、UBC 125、ボストン大学125〜135、NYU 135など、各大学が水準を公表(いずれも大学公式。最低基準か合格者の水準かは大学で異なります) |
| 英国の学位課程(大学)の入学審査 | 大学による。受け入れ一覧に載せていない大学もある | マンチェスター大学の受け入れ試験一覧には記載が見当たりません(同大公式ページ)。学位課程以上なら大学が自前の判定方法を選べるため、大学ごとに差が出ます |
| 英国の学生ビザで、SELTを受けて英語を証明することになった場合 | 使えない | 日本から受けられるSELTのプロバイダはPSI Services(UK)Ltd・IELTS SELT Consortium・LANGUAGECERT・Pearsonの4社で、Duolingoは含まれません。なお学位課程以上は大学が自前で判定でき、その場合はSELTを受けずに済みます |
| 英国の学位未満の課程(非統合のファウンデーション・プレセッショナル英語など) | 使えない | 学位未満の課程はUKVI承認のSELTが必要で、UKVI承認の試験会場で対面受験します(マンチェスター大学公式) |
| オーストラリアのビザの英語証明 | 使えない | 内務省が認める試験の一覧に入っておらず、さらに「完全オンラインで実施される試験は証明として受け付けない」と明記されています |
| ヨーロッパ大陸の大学 | 大学による。受け入れていない例がある | デルフト工科大学の英語要件はTOEFL・IELTS Academic・Cambridge C1 Advancedのみで、この試験の記載は見当たりません(同大公式ページ) |
つまり、米国やカナダの大学を中心に考えているご家庭には有力な選択肢になり、英国やオーストラリアが志望に入るご家庭は、この試験だけで走ると途中で別の試験を受け直すことになりかねないというのが結論です。以下で、試験そのものの中身、各大学が公表するスコアの実額、そして英国・オーストラリアの制度を順に見ていきます。
デュオリンゴテストとはどんな試験か
POINT
主催者の公表では、受験料US$70、所要時間は約1時間、自宅のパソコンで受けられ、結果は48時間以内に出ます。予約は不要で、無料の練習テストが何度でも受けられます。
はじめに紛らわしい点を1つ。お子さんがスマートフォンで使っている無料の語学学習アプリ「Duolingo」と、ここで扱う「Duolingo English Test」は別のものです。前者は学習アプリ、後者は大学に提出するスコアを出すための有料の試験で、申し込みも受け方も別です。以下はすべて後者の話です。
Duolingoの公式ガイドは「It costs $70USD, takes about one hour, and can be taken from home(US$70、約1時間、自宅で受けられる)」と説明しています。結果が出るまでの時間は「register for the DET, take the test, and receive their results in just 48 hours; 12 if they pay for fast-track invigilation(登録から受験、結果受領まで48時間。追加料金を払えば12時間)」とされています。試験会場の予約が要らないため、「申し込んだら2か月後しか空きがない」という状況が起きにくいのが特徴です。
基本情報(主催者公表)と、当サイトが別記事で確認した他試験との比較
| 項目 | デュオリンゴテスト | TOEFL iBT | IELTS(アカデミック) |
|---|---|---|---|
| 受験料 | US$70 | 日本国内 US$195 | 英検協会 29,700円(2026年9月1日申込分から) |
| 所要時間 | 約1時間 | 約2時間 | Listening約30分・Reading60分・Writing60分+Speaking11〜14分 |
| 受け方 | 自宅のパソコンでオンライン。予約不要 | 試験会場またはHome Edition | 試験会場でコンピューター版(日本のペーパー版は2026年に終了) |
| 結果が出るまで | 48時間(追加料金で12時間) | — | 試験日から1〜5日 |
| スコアの表し方 | 10〜160点(5点刻み) | 1〜6バンド(2026年1月21日の改訂以降。0〜120との併記が2年間続きます) | 1〜9のバンドスコア |
受験料の差は小さくありません。TOEFL iBTとIELTSはおおむね1回3万円前後ですから、US$70は1回あたりの負担が半分以下になります。何度か受け直す前提なら差は累積します。ただし家計で見るときは「1回いくら」ではなく「出願シーズン全体でいくら」で考えてください。安さが反転する場合があります。
出願シーズン全体で見た受験料の考え方(対策講座などは含まない素の受験料)
| ご家庭の状況 | 受ける試験 | 負担の見え方 |
|---|---|---|
| 志望校が米国・カナダのみで、全校がこの試験を受け入れている | この試験のみ(2〜3回受け直す想定) | US$70×2〜3回。TOEFLやIELTSを同じ回数受けるより明確に軽くなります |
| 志望校に、この試験を受け入れていない大学が1校でも混ざる | この試験+IELTSまたはTOEFL | 両方の受験料がかかります。この時点で「安い試験を選んだ」効果はほぼ消えます |
| 志望校に英国のファウンデーション/プレセッショナル英語が入る | UKVI承認のSELT(+大学がこの試験を認めるなら併用) | SELTは通常版より受験料が高く設定されていることがあります。志望が固まり次第、実額を確認してください |
| オーストラリアが志望に入る | ビザ用に当局が認める試験+大学の審査用 | 同じ英語力の証明に2回払う形になります。最初からIELTS Academic 1本に寄せたほうが安くなる場合があります |
表のとおり、1校でも受け入れていない大学や、ビザで使えない国が志望に混ざった時点で、費用の優位はほぼ失われます。だから「安いから受ける」ではなく「志望校リストを確定させてから選ぶ」という順番が、結果的に費用も抑えます。
受験に必要なものは主催者が明示しています。これは当日になって気づくと受けられないので、申し込む前に確認してください。
- カメラ・マイク・スピーカーが使えるパソコン(スマートフォンだけでは受けられません)
- カメラが使えるスマートフォン(パソコンとは別に必要です)
- 安定したインターネット回線
- 政府発行の身分証明書(主催者の表記は「a government-issued ID」)
- 静かで、他の人がいない個室
身分証明書は高校生がつまずきやすい項目です。 主催者が求めているのは「政府発行の身分証明書」です。高校生はパスポートも運転免許証も持っていないことが少なくありません。パスポートの取得には日数がかかるため、受験時期を決めたら、身分証の用意から逆算してください。どの種類の身分証が使えるか、また未成年の受験に保護者の同意手続きが必要かは、当サイトでは主催者の規定の原文を確認できていません。申し込む前に主催者サイトのヘルプで必ずご確認ください。再受験の回数や購入分の有効期限に制限があるかどうかも、あわせて確認することをおすすめします。
無料の練習テストがあります。 主催者は「The DET practice test is free and can be taken multiple times(練習テストは無料で何度でも受けられる)」としています。アダプティブ方式(解答の正否で次の問題の難易度が変わる方式)は慣れが要るため、本番の前に形式を体験しておくと、当日の戸惑いが減ります。あわせて主催者は「Studying the night before will not dramatically change your score; your score improves as your English improves(前夜の詰め込みでスコアは大きく変わらない。英語力が伸びればスコアが伸びる)」とも書いています。対策商材で短期に上げる試験ではない、と主催者自身が言っている点は保護者として知っておく価値があります。
出題の中身は新しくなっている:古い対策情報の見分け方
もう一つ、保護者が教材を選ぶときに関わる話をします。この試験は出題形式が更新されています。主催者は2025年6月30日にInteractive Speakingという新しい出題を導入したと公表しました。これは「a fully automated speaking task that simulates a real conversation, adapting to each response in real time(受け答えにリアルタイムで反応し、実際の会話を模した全自動のスピーキング課題)」で、受験者が経験する内容は「6 to 8 conversation turns(6〜8往復のやりとり)」「35 seconds to respond to each prompt(1問につき35秒で応答)」「No prep time(準備時間なし)」「Personalized follow-up questions based on their previous answers(直前の回答に応じた追加質問)」とされています。
つまり「用意した文章を暗記して読み上げる」形の対策が効きにくい方向に変わっているということです。ネット上の対策記事や動画には、この変更より前に書かれたものが数多く残っています。教材を選ぶときは、公開日や更新日を確認し、2025年7月以降の形式を前提にしているかを見てください。「2026年最新版」と書いてあっても中身が更新されていないことがあります(当サイトが上位記事を読んだ時点でも、受験料が旧価格のままのものがありました)。
10〜160点というスコアの読み方
POINT
スコアは10〜160点を5点刻みで表します。4技能ごとのスコアに加えて、2技能を組み合わせた統合スコアも出ます。大学は総合点だけでなくこの内訳を見るため、総合が足りていても落ちることがあります。
主催者の説明では「All scores are reported on a 10–160 scale, in 5-point increments(すべてのスコアは10〜160のスケールで5点刻みで報告される)」とされています。重要なのは、総合点のほかにReading・Writing・Listening・Speakingの4つの個別スコアと、それらを組み合わせた統合スコアが出ることです。
出てくるスコアの種類(主催者公表)
| 種類 | 中身 | 大学の使い方の例 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 全体の英語力を10〜160点で表す | 最低スコアとして指定されるのが最も一般的 |
| 4技能の個別スコア | Reading/Writing/Listening/Speaking | パデュー大学は「各110以上」、UBCは技能ごとに115〜120を指定 |
| Literacy | Reading+Writing | 読み書き中心の課程で参照されることがあります |
| Comprehension | Reading+Listening | 同上 |
| Conversation | Speaking+Listening | 同上 |
| Production | Speaking+Writing | トロント大学は総合120に加えてProduction 120を要求 |
採点のしかたも公表されています。ReadingとListeningは「scored in real time using a consistent set of structured rules, instead of machine learned or AI models(AIモデルではなく定められた規則によってリアルタイムで採点される)」。SpeakingとWritingは「scored using AI models trained on thousands of expert-rated samples(専門家が採点した多数のサンプルで学習させたAIモデルで採点される)」とされています。つまり話す・書くはAIが採点する試験です。ここは次の章以降で出てくる「当局がオンライン試験を認めない」という話とあわせて読むところです。
求められるスコアは大学・学部で95〜135まで幅がある
POINT
受け入れている大学でも、求められるスコアは95から135まで分かれます。最低基準を定める大学と、合格者の水準を示す大学がある点も要注意です。しかも同じ大学の中でIELTSやTOEFLの要求水準との関係が一律ではないため、「IELTS 6.5に相当するのは何点か」という換算では決められません。志望校の公表値を1校ずつ拾う必要があります。
ここが保護者にとって一番実務的な部分です。各大学が公表している数字を並べます。同じ表の中にIELTSとTOEFLの要求水準も入れているのは、その大学が「この試験で何点ならIELTS何点と同じ扱いにするのか」を自分で決めているからです。横に並べると、大学によって厳しさの関係が違うことが見えます。
大学が公表している学部入学のスコア水準(各大学公式・2026年11月4日時点)。最低基準を定める大学と、合格者の水準を示す大学があります
| 大学 | デュオリンゴテスト | 同じ大学のIELTS要求 | 同じ大学のTOEFL要求 |
|---|---|---|---|
| アリゾナ州立大学(米)一般の専攻 | 95 | 6.0 | 旧61/新3.5 |
| パデュー大学(米) | 115(各技能110以上。「一般に出願者はこの水準」という書き方) | 6.5(各6.0以上) | 公式ページに別途記載 |
| トロント大学(加) | 120(かつProduction 120) | 公式ページに別途記載 | 公式ページに別途記載 |
| ブリティッシュコロンビア大学(加) | 125(R115/L115/W120/S120) | 6.5(各6.0以上) | 旧90/新4.5 |
| ボストン大学(米) | 125〜135(最低基準ではなく、競争力ある出願者の水準) | 7.0 | 旧90〜100/新5.0 |
| ニューヨーク大学(米) | 135(最低点の設定はなく、競争力ある出願者の水準) | 7.5 | 旧100/新5 |
たとえばパデュー大学とブリティッシュコロンビア大学はIELTSに対する要求が同じ6.5(各6.0以上)なのに、この試験では115と125で10点違います。逆にニューヨーク大学はIELTS 7.5という高い水準に対して135を置いています。「この試験の135点はIELTSの7.5相当」と一般化できるわけではなく、大学ごとの決め方の結果です。だからこそ、志望校リストを作ったら1校ずつ公式ページで拾うしかありません。
同じ大学の中でも学部で違う(アリゾナ州立大学の例)
さらに細かい話をします。アリゾナ州立大学は、カレッジ(学部)ごとに最低スコアの表を公表しています。「どの大学か」まで絞っても足りず、「どの学部か」まで見ないと数字が確定しません。
アリゾナ州立大学の学部別・最低スコア(同大公式)
| 学部・カレッジ | デュオリンゴテスト | IELTS | TOEFL iBT | PTE Academic |
|---|---|---|---|---|
| ジャーナリズム(Cronkite) | 120 | 7.0 | 旧100/新5 | 73 |
| 工学(Fulton) | 105 | 6.5 | 旧79/新4 | 58 |
| 看護(BSN) | 100 | 6.5 | 旧76/新4 | 受け付けない |
| その他の専攻・カレッジ | 95 | 6.0 | 旧61/新3.5 | 53 |
この表でもう一つ見てほしいのは看護の行です。IELTSは工学と同じ6.5、TOEFLもほぼ同じ水準なのに、PTE Academicは受け付けないのにデュオリンゴテストは100点で受け付けるという扱いになっています。試験ごとの扱いは学部の判断で決まっていて、一律のルールではない、ということがここに表れています。
「○○大学が採用」という一覧記事の読み方。 受け入れ校を並べた記事は数多くありますが、同じ大学の中でも適用範囲が分かれます。学部だけ/大学院だけ/特定のプログラムだけ/本体とは別組織の継続教育部門だけ、という違いがあり、一覧ではそこまで書き分けられていないことがほとんどです。本記事のアリゾナ州立大学の表のように、学部で数字が違う大学もあります。確認するのは「大学名」ではなく「お子さんが出願する学部・プログラムの入学要件ページ」です。学部入学を考えているなら、undergraduate(学部)の英語要件ページを開いてください。
スコアには提出の期限と手順があります。 パデュー大学は「Score results must be from a test taken within the past two years(受験から2年以内のスコアに限る)」としています。デルフト工科大学も「アップロード日に2年を超えている証明書は受け付けない」と明記しています。また提出のしかたも大学が指定します。トロント大学は「出願者番号を受け取る前に結果を送らないこと」とし、DETのアカウントから送付先を指定して出願者番号を添えるよう求めています。受けただけでは出願書類になりません。
英国:大学が受け入れても、ビザの段階で詰むことがある
POINT
英国の学生ビザでは、学位課程以上なら大学が自前の方法で英語力を判定できます。この道が残るかは志望校次第です。一方、学位未満の課程と、資格で証明できずSELTを受けることになった場合は、政府が承認したSELTが必要で、その承認プロバイダにDuolingoは入っていません。
英国がいちばん誤解されやすいところです。制度を分解すると、関門は2つあります。
英国の学生ビザで必要な英語の水準と証明方法(GOV.UK)
| 学ぶ課程 | 必要な水準 | 証明のしかた |
|---|---|---|
| 学位課程以上(大学の学士など) | CEFR B2相当 | 大学(Higher Education Provider)が自分で判定してよい。GOV.UKは「your Higher Education Provider (HEP) can assess your level of English themselves. This means they may ask you to do a different test.(大学が自ら英語力を判定できる。つまり別の試験を課すこともある)」としています。ただし「This must still be equivalent to a CEFR level B2.(B2相当であること)」 |
| 学位未満の課程(非統合のファウンデーション・プレセッショナル英語・EAPなど) | CEFR B1 | UKVI承認のSELTが必要。マンチェスター大学は「These are taken in person in a UKVI-approved secure English language testing centre.(UKVI承認の試験会場で対面受験する)」と説明しています |
| SELTで証明することになった場合(学位未満の課程、または大学が自前の判定をしない場合) | 4技能を測る試験 | SELTを受けられるのは、英国外ではPSI Services(UK)Ltd・IELTS SELT Consortium・LANGUAGECERT・Pearsonの4社、英国内ではTrinity College London・IELTS SELT Consortium・LANGUAGECERT・Pearsonの4社のみ。Duolingoは含まれません |
ここから2つのことが言えます。ひとつは、学位課程に直接進むなら、大学が「この試験でよい」と言えばビザ側の制度上は通りうるということ(その大学がB2相当と判断した方法だからです)。もうひとつは、大学がこの試験を受け入れていない場合、ビザの制度を理由に押し返すことはできないということ。判定の権限は大学側にあります。
受け入れ一覧に載せていない英国の大学もある
実例を1つ挙げます。マンチェスター大学は学位課程以上で受け入れる試験として、IELTS Academic・IELTS UKVI、Pearson PTE Academic、LanguageCert Academic、Trinity College London ISE、Cambridge C1 Advanced/C2 Proficiency、TOEFL iBTを挙げています。当サイトが2026年11月4日に同大の英語要件ページ全文を機械的に検索した時点では、デュオリンゴテストの記載は見つかりませんでした。
同じページで同大は、他の試験についても自宅受験版を明示的に除外しています。「We do not accept Pearson PTE Academic Online or Pearson PTE Academic Home」「We do not accept online / home-based tests」(Trinity ISEについて)「We do not accept TOEFL iBT Special Home Edition」。IELTSについても「We accept in-person IELTS tests taken in official IELTS test centres only」と書いています。「自宅でオンライン」という受け方そのものを避ける大学があるという点は、試験の選択を決める前に知っておくべき情報です。
日本国籍は英語証明の免除対象ではありません。 GOV.UKの免除国リストには日本が入っていません(カナダ国籍の人と、米国の大学の学位課程の一部として留学する場合は別枠で免除されます)。「英語で授業を受けてきたから免除されるはず」という見立ては、英国では使えません。詳しい出願の流れは海外大学の出願方法で扱っています。
オーストラリア:完全オンラインの試験はビザの証明に使えない
POINT
オーストラリア内務省は、ビザのために認める英語試験を一覧で指定しています。デュオリンゴテストはその一覧に入っておらず、さらに「完全オンラインで実施される試験は受け付けない」と明記されています。
オーストラリアは英国より線がはっきりしています。内務省は2025年8月7日以降に受けた試験について、認める試験を次のように列挙しています。
- Cambridge C1 Advanced
- CELPIP General
- IELTS Academic(One Skill Retakeを含む)
- IELTS General Training(One Skill Retakeを含む)
- LANGUAGECERT Academic
- Michigan English Test(Single Section Retakeを含む)
- Occupational English Test(OET)
- PTE Academic
- TOEFL iBT(登録時に「Taking TOEFL for Australia」を選ぶ必要があります)
この一覧にデュオリンゴテストはありません。加えて内務省は「The test must take place in a secure testing centre.(試験は安全な試験会場で行われなければならない)」と書き、さらに踏み込んで「The department does not accept evidence from English language tests that are delivered completely online (also known as 'remote-proctored' or 'at-home').(完全にオンラインで実施される試験――リモート監督型または自宅受験型とも呼ばれる――による証明は受け付けない)」と明記しています。例として挙げられているのはIELTS Online、TOEFL iBT Home Edition、LANGUAGECERT Academic Online、CELPIP Online、MET Digital(自宅受験)、OET@Homeです。自宅受験であること自体が理由になっているため、スコアが高くても解決しません。
ただし「ビザに必ず試験が必要」という意味ではありません。 学生ビザ(subclass 500)で英語の証明が必要になるかどうかは、国籍・過去の就学歴・申請する課程などの条件で変わります。当サイトはその免除条件の全体像を原典で確認できていないため、ここでは断定しません。確実に言えるのは、試験で証明する場面になったら、この試験は選べないということです。オーストラリアの大学進学の全体像はオーストラリアの大学進学で扱っています。
ヨーロッパ大陸でも、受け入れていない大学がある
POINT
英語で学位が取れるヨーロッパの大学でも、受け入れ試験が限られていることがあります。デルフト工科大学の英語要件はTOEFL・IELTS Academic・Cambridge C1 Advancedの3つだけです。
オランダのように英語で学士が取れる国は選択肢として人気ですが、試験の受け入れは別問題です。デルフト工科大学(TU Delft)の学士入学の英語要件は、TOEFL iBT(2026年1月21日以降は総合バンド5、それ以前は総合90以上)、IELTS Academic 総合6.5以上、Cambridge C1 Advanced以上の3つです。当サイトが同日に全文を機械的に検索した時点で、デュオリンゴテストの記載は見つかりませんでした。
同大もオンライン版への姿勢を明示しています。「The IELTS Online (Academic) test and the IELTS Indicator test cannot be accepted.(IELTS OnlineとIELTS Indicatorは受け付けられない)」。また「TU Delft does not accept TOEFL MyBest scores; the required scores should be obtained in one single test.(MyBestスコアは不可。1回の試験で必要なスコアを取ること)」とも書いています。オランダの大学の学費と出願資格についてはオランダの大学の学費で詳しく扱いました。
主催者の安全対策と、当局が認めない事実をどう読むか
POINT
主催者は専用アプリ・顔照合・人のプロクターによる全セッションの個別確認など、多層の不正対策を公表しています。一方で英豪の当局は自宅受験型を証明として認めていません。保護者の判断材料としては「大学の審査では通るが、当局の証明としては通らない」と割り切るのが実務的です。
ここは評価が分かれる論点なので、両方を並べて書きます。まず主催者側の説明です。Duolingoは「Instead of a standard internet browser, the Duolingo English Test uses a proprietary secure testing application.(通常のブラウザではなく専用の安全な試験アプリを使う)」として、画面共有・不正なソフトウェア・仮想マシン・コピー&ペーストなどを防ぐとしています。本人確認は「Government ID verification, facial recognition and facial matching, behavioral analysis, and device fingerprinting(政府発行IDの確認、顔認識と顔照合、行動分析、端末の識別)」を試験中も継続。替え玉対策には「patent-pending ear scan technology(特許出願中の耳のスキャン技術)」で隠した通信機器を検出するとも書いています。そして「A real live human proctor reviews every test session, one at a time.(人のプロクターが全セッションを1件ずつ確認する)」。CEFRとの整合については、2023年に外部機関(ACS Ventures、ベッドフォードシャー大学CRELLAのAnthony Green博士)による検証を行い、方法論を英国の勅許機関であるChartered Institute of Linguists(CIOL)が確認したとしています。
一方で、英国政府のSELT承認リストとオーストラリア内務省の承認試験リストは、2026年11月時点でこの試験を含んでいません。オーストラリアに関しては、試験の質ではなく受け方(完全オンライン・自宅受験)を理由に除外していることが規定から読み取れます。しかもIELTS OnlineやTOEFL iBT Home Editionという、確立した試験会社のオンライン版まで同じ扱いです。
どちらが正しいかを当サイトが判定することはできません。保護者として実務的に有用な読み方は、「この試験の信頼性をどう評価するか」という議論と、「わが子の出願とビザで通るか」という手続きの問題を分けることです。後者は各大学と各国当局の公表内容だけで決まります。議論が将来どう決着しても、出願の年にその国がどう定めているかが結論になります。
自宅受験のルールと、スコアが認証されないリスク
POINT
自宅で受けるぶん、受験環境のルールは厳しく定められています。守れていないと判定されるとスコアが認証されず、大学に送れません。多くの場合は追加料金なしで受け直せるとされていますが、時間は失います。出願締切から余裕をもって受けてください。
ここは「安い・自宅で受けられる」という利点の裏側です。主催者はルールを公表しています。受験中は部屋に一人でいること、耳が見えていること、視線が画面に向いていること、使っている画面以外のモニターや電子ディスプレイは電源を抜いて部屋から出しておくことが求められます。そして「you cannot have external programs or predictive text software running during the test(試験中は外部のプログラムや予測入力ソフトを動かしてはいけない)」とされています。
日本語環境では、ここが見落としやすい落とし穴です。 「predictive text software(予測入力ソフト)」という条件は、日本語入力の予測変換や入力支援機能が該当しうる書き方になっています。英語で入力する試験なので意識から外れがちですが、受験前に入力支援の設定を見直しておくことをおすすめします。主催者のルールの原文を事前に読み、自分の環境で該当しそうな機能がないかを確認してください。
ルールに反していると判定された場合の扱いも公表されています。「you'll receive notice that the test session was invalidated, and, in most cases, you'll have another chance to take the test, at no additional cost(試験が無効になった旨の通知を受け、多くの場合は追加料金なしで再受験の機会が与えられる)」。誤って無効と判定されたと考える場合は「you may have the option to appeal your result(結果に異議を申し立てられる場合がある)」とされています。一方、違反が複数回繰り返された場合は「your account may be suspended for up to 365 days(アカウントが最大365日停止されることがある)」、意図的な不正の場合は「you will not be permitted to take the test again(再受験は認められない)」と明記されています。
保護者として押さえるべき点は1つです。無効になったら、お金ではなく時間を失うということ。再受験できても、出願締切の直前に起きれば間に合いません。だから締切から逆算して、少なくとも1回は受け直せる余白を残した日程で初回を受けてください。結果が出るまでは48時間ですが、無効化された場合は通知を待ち、受け直して、また結果を待つ時間が加わります。
保護者の決め方:確認する順番と逆算
POINT
試験を選ぶ前に志望校を絞り、各校の公式ページで可否と点数を拾い、進学先の国のビザ要件を確認する。この順番を守れば、受け直しのやり直しが起きにくくなります。
順番が逆になると事故が起きます。「安いからまずこの試験を受けてみる」から始めると、志望校が受け入れていなかったり、ビザで別の試験が必要だったりして、結局3万円の試験をもう一度受けることになります。次の順で確認してください。
- 1志望校を5〜10校に絞る(国と、出願する学部・プログラム名まで決める)
- 22か所を突き合わせる。①主催者サイトの受け入れ機関検索に志望校があるか ②その大学の公式ページの「英語要件」に、この試験の記載と必要スコアがあるか。大学公式のほうが正です。主催者側に載っていても大学公式に記載がなければ、大学に直接問い合わせます
- 3ある場合は、総合点だけでなく技能別・統合スコアの指定も書き写す(トロント大学のProduction指定のような条件を見落とさない)
- 4確認した日付をメモに残す。要件は年度ごとに変わります。出願年度の要件を、出願直前にもう一度見直してください
- 5志望校リストに英国・オーストラリアが入っているかを確認する。入っているなら、学位課程に直接進むのか、ファウンデーションやプレセッショナル英語を経るのかを確認する
- 6ビザの英語証明が必要になる見込みなら、IELTS AcademicやTOEFL iBTなど当局が認める試験の受験計画も立てる
- 7受験時期を決める(多くの大学が「受験から2年以内」を条件にしています。高2の後半から高3前半が目安です)
志望校の構成別・現実的な組み立て方
| 志望校の構成 | 試験の組み立て | 理由 |
|---|---|---|
| 米国・カナダのみ | この試験1本で設計できる可能性が高い | 受け入れ校が多く、各校がスコアの水準を公表しています。志望校全校の公表値を確認したうえで決めます |
| 米国・カナダ+英国の学位課程 | 英国側の各校が受け入れているかを先に確認する | 学位課程以上は大学が自前で判定できる制度ですが、受け入れ一覧に載せていない大学もあります |
| 英国でファウンデーションやプレセッショナル英語を経る | UKVI承認のSELT(IELTS UKVIなど)が必要 | 学位未満の課程はSELTが必須で、承認プロバイダにDuolingoは入っていません |
| オーストラリアが入る | ビザ用にIELTS AcademicやTOEFL iBTなどの受験を別に計画する | 内務省が完全オンラインの試験を証明として受け付けません |
| まだ国を絞れていない | まずIELTS AcademicかTOEFL iBTを軸にする | 受け入れ範囲が広く、ビザの証明にも使えるため、志望校が動いてもやり直しになりにくいです |
受ける前に確認する12項目
ひとつでも空欄があるうちは申し込まないでください。
チェックはこの画面の中だけの表示で、保存も送信もされません。
よくある落とし穴
避けたい
「6,500以上の機関が受け入れている」という数字を見て、志望校も当然受け入れていると考える
こうすればOK
この数字は主催者の自己申告で、分母も内訳も公表されていません。志望校1校ずつの公式ページで確認してください。受け入れていない大学の実例は本文のとおりです
避けたい
ネットで見つけた「この試験の○点=IELTS○点」という換算表で志望校の要求を推定する
こうすればOK
換算は大学が自分で決めています。同じIELTS 6.5に対して115の大学と125の大学があります。当サイトもこの記事で換算表を作っていません
避けたい
総合スコアだけを目標にして対策する
こうすればOK
トロント大学はProduction 120、パデュー大学は各技能110以上、ブリティッシュコロンビア大学は技能別に115〜120を指定しています。総合が足りても内訳で届かないことがあります
避けたい
安いので先に受けておき、志望校は後で決める
こうすればOK
順番が逆です。志望校とビザの要件を先に確認してから受験計画を立てないと、結果的に高い試験をもう一度受けることになります
避けたい
英国の大学が受け入れていれば、ファウンデーションから入る場合も同じだと考える
こうすればOK
学位未満の課程はUKVI承認のSELTが必須で、UKVI承認会場での対面受験です。学位課程に直接進む場合とは制度が別です
避けたい
スコアが出たら出願書類としてそのまま使えると考える
こうすればOK
大学が指定する方法で送る必要があります。トロント大学は出願者番号を取得してから送るよう求めています。送付手順と締切を要件と一緒に記録してください
向いているご家庭・慎重に考えたいご家庭
判断の目安
| 状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 志望校が米国・カナダ中心で、全校の公表値を確認できた | 有力な選択肢 | 費用と時間の負担が小さく、結果も早く出ます。受け直しの計画も立てやすいです |
| 英語力を伸ばしている途中で、何度か受け直す前提 | 有力な選択肢 | 1回US$70なので、3万円前後の試験を複数回受けるより負担が軽くなります |
| 自宅に静かな個室とカメラ付きパソコンを用意できない | 別の試験を検討 | 受験環境そのものが要件です。会場受験の試験のほうが確実です |
| 英国でファウンデーションやプレセッショナル英語を経る予定 | 別の試験が必要 | UKVI承認のSELTが必須です |
| オーストラリアが志望に入っている | 併用を前提に | ビザの証明として使えないため、認められる試験を別に受ける計画が必要です |
| 志望校がまだ固まっていない | IELTSやTOEFLを軸に | 志望校が動いてもやり直しになりにくく、ビザの証明にも使えます |
まとめ
デュオリンゴテストは、US$70・約1時間・自宅受験・結果48時間という条件の試験で、主催者は受け入れが広がっていると公表しています。米国・カナダを中心に志望校を組むご家庭には、費用と時間の面で現実的な選択肢になります。一方で求められるスコアは大学・学部で95〜135と幅があり、同じ大学の中でも学部で分かれます。最低基準を定める大学と、合格者の水準を示す大学がある点にも注意してください。IELTSとの換算で推定することはできません。
そして忘れてはいけないのが、英国のビザ用試験(SELT)の承認一覧と、オーストラリア内務省が認める試験の一覧に、2026年11月時点でこの試験が入っていないことです。英国は学位課程以上なら大学が自前で判定できるため道が残りますが、学位未満の課程はSELTが必須です。オーストラリアは受け方そのものを理由に除外しています。安さは出願戦略の出発点にはなりません。志望校を決め、各校の公式ページで可否と点数を拾い、進学先の国のビザ要件を確認する——この順番だけが、受け直しを防ぎます。
英語試験そのものの中身を比べたいときはTOEFL iBTとはとIELTSとは、出願全体の流れは海外大学の出願方法、進学準備の全体像は海外大学進学ガイドをご覧ください。カナダの大学の英語要件の実例はカナダの大学進学でも扱っています。
Q.デュオリンゴテストだけで海外大学に出願できますか?
志望校が受け入れていれば、入学審査はこの試験1本で足りる場合があります。ただし受け入れていない大学があり(本文でマンチェスター大学とデルフト工科大学の例を挙げました)、英国のビザ用試験の承認一覧とオーストラリア内務省が認める試験の一覧にも入っていません。志望校が米国・カナダ中心なら1本で設計できる可能性が高く、英国・オーストラリアが入るなら併用の計画が必要です。
Q.何点取れば足りますか?
大学と学部で違います。最低基準を公表しているのは、アリゾナ州立大学(一般の専攻95・看護100・工学105・ジャーナリズム120)、トロント大学(120かつProduction 120)、ブリティッシュコロンビア大学(125・技能別115〜120)です。一方、ニューヨーク大学は「最低点は設けていないが、競争力のある出願者は135以上」、ボストン大学は「もっとも競争力があるのは125〜135」、パデュー大学は「一般に出願者は115(各技能110以上)」という書き方で、合格者の水準を示しています。志望校の公式ページで学部まで特定し、どちらの書き方かも含めて確認してください。
Q.IELTSの何点に相当しますか?
一般化できません。主催者は対応研究を公表していますが、実際の出願で効くのは大学が決めた水準です。同じIELTS 6.5(各6.0以上)を求めるパデュー大学とブリティッシュコロンビア大学で、この試験の要求は115と125に分かれます。当サイトがこの記事で換算表を作らなかったのも同じ理由です。
Q.総合スコアが足りていれば大丈夫ですか?
大丈夫とは言えません。トロント大学は総合120に加えてProduction(SpeakingとWritingの統合スコア)120を求め、パデュー大学は各技能110以上、ブリティッシュコロンビア大学は技能別に115〜120を指定しています。ボストン大学は「総合と全技能を確認し、分野ごとの一貫性を見る」と書いています。対策は苦手技能から手を付けるのが実務的です。
Q.イギリスの大学に出願するのに使えますか?
大学によります。英国の学生ビザでは学位課程以上なら大学が自前で英語力を判定でき、その大学がこの試験を認めていれば制度上は通りえます。一方、マンチェスター大学の受け入れ試験一覧には2026年11月4日時点で記載が見当たりませんでした。また非統合のファウンデーションやプレセッショナル英語など学位未満の課程は、UKVI承認のSELTを承認会場で対面受験する必要があり、この試験は選べません。
Q.オーストラリアのビザで使えますか?
使えません。内務省が認める試験の一覧に入っておらず、さらに「完全オンラインで実施される試験による証明は受け付けない」と明記されています。IELTS OnlineやTOEFL iBT Home Editionも同じ扱いです。ただし学生ビザで英語の証明そのものが必要になるかは条件によって変わるため、ご自身のケースは志望校とビザの要件でご確認ください。
Q.自宅受験でスコアが無効になることはありますか?
あります。主催者は、部屋に一人でいること、耳が見えていること、視線が画面に向いていること、使用中の画面以外のモニターを部屋から出しておくこと、外部プログラムや予測入力ソフトを動かさないことをルールとして定めています。満たせていないと判定されると試験は無効になり、スコアを大学に送れません。多くの場合は追加料金なしで受け直せるとされ、誤判定と考える場合は異議申し立てができる場合もあるとされています。ただし時間は失うため、出願締切から余裕をもった日程で受けてください。日本語入力の予測変換は意識から外れやすいので、事前に設定を見直すことをおすすめします。
Q.スコアはいつまで有効ですか? いつ受けるのがよいですか?
出願で効くのは、受け取る側の大学が定める期限です(主催者が定めるスコア自体の有効期間については、当サイトでは原典を確認できていないため記載しません)。パデュー大学は「受験から2年以内」、デルフト工科大学は「アップロード日に2年を超える証明書は不可」としています。出願は高3の秋が中心なので、高2の後半から高3前半に受けておくと、結果が出願時に有効期間内に収まります。受け直す余裕も残ります。









