この記事の要点
- N-BOX(JF1/JF2)のCVT交換費用は、新品交換でディーラー見積30〜35万円、リビルト品で総額30万円前後、中古品(工場実例)で129,250円(税込)〜165,000円(税込)。
- JF1(品番S9LA-200)とJF2(品番S9LA-300)のリビルト部品代は同額235,000円(税込)。JF2だから高くなるということはない(MCLオートパーツ実測・2026年10月時点)。
- 支払う前にホンダの「保証期間延長」の対象かを必ず確認すること。CVTドリブンプーリーベアリング起因の異音は、条件を満たせば無償になる。ただしハガキでの個別通知はなく、令和8年(2026年)10月時点では対象期限内の車両は原則として存在しない。
- 走行10万kmを超え車検も近い場合、修理費30万円はCVT交換に30万円かかる場合の判断ラインを超えている。修理前に査定額を確認するのが先決。
この記事は、公開されている修理実例・整備工場の作業記録・ホンダ公式の市場措置情報・リビルト部品の販売ページを横断して集計したものです。筆者が実車を所有して作業した記録ではありません(集計方法と出典は frontmatter sources に記載しています)。
N-BOX(JF1/JF2)のCVT交換費用とは、CVTユニット本体(部品代)と脱着工賃の合計額のことです。選ぶ部品の種類(新品・リビルト・中古)と依頼先で総額が大きく変わります。
CVT交換費用は部品の種類と依頼先で30〜35万円から13万円まで幅がある
費用の答えは部品の種類と依頼先の組み合わせで決まります。まず全体像を表で確認してください。
| ルート | 部品代の目安 | 工賃の目安 | 総額の実例 | 保証 | 調達日数の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| ディーラー新品 | 高 | ディーラー価格 | 30万円(値引き後・実例1: JF1走行95,000km超) | 新品保証(通常1年) | 4日前後 |
| リビルト品(民間工場) | 235,000円(税込・S9LA-200/300共通) | 依頼先による(実例A: 工賃60,000円税抜) | 30万円前後(部品代+工賃) | 1年/2万km(MCLオートパーツ実測) | 数日〜1週間以上 |
| 中古品(民間工場) | 90,000円(税抜・工場実例) | 60,000円(税抜・工場実例) | 129,250円〜165,000円(税込・実例2件) | 無保証〜3ヶ月 | 部品調達次第 |
ディーラーはCVTの分解整備を行わないため、対応は「新品交換」または「リビルト品交換」の二択です。中古部品の取り扱いは原則ありません。中古を希望する場合は民間整備工場が選択肢になります。費用差が出るのは主に工賃部分です。
3代目JF5の本体交換については、N-BOX JF5 CVT 交換 費用で公表価格の有無・参考試算・保証の確かめ方を別に整理しています。
1. 最初にやること:「保証期間延長」の対象か確認する
ここを飛ばして見積もりを取ると、本来0円で済んだ修理に30万円を払う可能性があります。
ホンダは2019年2月1日付で、旧型N-BOXを含む14車種について、無段変速機(CVT)ドリブンプーリーベアリングの保証期間を延長しています。
不具合の内容
CVT内部の加工片が偶発的にドリブンプーリーベアリング内部に噛み込み、ベアリングの軌道面が剥離して異音が発生するというものです。
つまり「走行中にCVT付近からゴロゴロ・ガラガラ音がする」という症状は、まさにこの措置の対象症状です。
対象車種
N BOX / N BOX Custom / N BOX+ / N BOX+ Custom / N BOX SLASH / N ONE / N WGN / N WGN CUSTOM / S660 ほか、計14車種。初代N-BOX(JF1/JF2)が含まれます。
延長後の保証期間
条件が2パターンに分かれており、ここが最も誤解されやすい部分です。
| 車両の状態 | 延長前 | 延長後 |
|---|---|---|
| 初度登録から6年未満 | 5年 / 10万km | 7年 / 10万km |
| 初度登録から6年以上経過 | 5年 / 10万km | 措置開始後1年 / 10万km |
措置の開始が2019年2月であるため、6年以上経過していた車両の延長期限は2020年2月で終了しています。令和8年(2026年)10月時点では、JF1/JF2はすべて初度登録から9年以上経過しているため、残念ながら期限内の車両は原則として存在しません。
それでも確認すべき理由が3つあります。
- 走行距離が10万km未満で、過去に同症状で入庫していた場合、対応履歴が残っていることがある
- 中古で購入した車両は、前オーナーの時点で措置対象だったか、既に対策済みかが不明。対策済みなら再発の可能性は下がるため、修理方針の判断材料になる
- なお、後述する2020年2月届出のリコール(届出番号4677)はJF3/JF4専用であり、JF1/JF2には適用されません
さらに重要: 「別のCVTリコール(JF3/JF4専用)」がある
保証延長とは別に、2020年2月27日付で正式なリコール(届出番号4677)が出ています。
ただし、このリコールの対象は2代目N-BOX(JF3/JF4)のみです(DBA-JF3: 38,943台 + DBA-JF4: 6,031台、計44,974台)。JF1/JF2(初代N-BOX)はこのリコールの対象外です。JF1/JF2の公式措置は上記の保証期間延長(190201)のみです。
内容は、CVTのトルクコンバーターにおいて、ロックアップクラッチダンパースプリングの成形が不適切なため、ロックアップ作動時に過大な応力がかかり折損するというもの。折損したスプリングがトルコン内部に脱落して異音が発生し、最悪の場合は内部に噛み込んで発進時にエンストし走行できなくなるおそれがあります。
リコールに期限はありません。JF3/JF4で未実施であれば、何年経っていても無償で対応されます。
確認方法
自車が対象かは車台番号でしか判別できません。以下のいずれかで確認してください。
- ホンダ公式のリコール等情報検索(
honda.co.jp/recall/)に車台番号を入力する ← 最速。その場で分かります - 最寄りのホンダ販売店に車台番号を伝えて問い合わせる
- ホンダの市場措置専用窓口に問い合わせる
車台番号は車検証の「車台番号」欄、または運転席ドアを開けた足元付近のプレートで確認できます。
注意点が2つあります。
- 保証延長はリコールと違ってハガキ等での個別通知が来ません。自分から確認しない限り、誰も教えてくれません
- 民間の整備工場は、他社メーカーの保証延長情報を把握していないことがあります。工場で「CVT交換30万円です」と言われた場合でも、その工場が措置を知らずに通常料金を提示している可能性があります。必ず一度はホンダ販売店で診断を受けてください
JF1(S9LA-200)とJF2(S9LA-300)のリビルト部品代は同額235,000円(税込)で依頼先差は工賃だけ
一次情報による確認の結果、JF1(2WD)用とJF2(4WD)用のリビルト部品代に差額はゼロ(編集部算出: 235,000円−235,000円=0円)でした。「JF2(4WD)は費用が上がる」と思っていた方は、リビルト品では当てはまりません。
| 型式 | CVTユニット品番 | リビルト部品代(税込) | 保証条件 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| JF1(2WD・S07A) | S9LA-200 | 235,000円 | 1年または2万km | − |
| JF2(4WD・S07A) | S9LA-300 | 235,000円 | 1年または2万km | 0円(編集部算出) |
※MCLオートパーツ(Yahoo!ショッピング)の2026年10月1日時点の価格。送料無料(東京・本州)。沖縄/離島/北海道は別途送料が発生します。コア(旧ミッション)の返却は10日以内が条件です。
リビルト品は純正部品を再生した部品で、1年/2万km保証が付きます。工賃は依頼先により異なります(整備工場実例では60,000円税抜)。部品代+工賃の総額は30万円前後になります。ディーラー新品(実例1で30万円)との差は工賃部分だけになるため、「保証が厚い新品か、部品代が同じなら工賃差だけのリビルトか」という選択になります。
新品・リビルト・中古の選択基準
3つの選択肢のメリット・デメリットを整理すると以下のとおりです。
| 種別 | メリット | デメリット | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 新品(ディーラー) | 部品品質・保証(通常1年)が最も確実。技術的な問題が起きたときに対応しやすい | 費用が最も高い(実例1: 30万円)。ディーラー工賃が加算される | 予算に余裕がある/車両を長く乗り続ける予定/リビルト在庫が見つからない場合 |
| リビルト品(民間工場) | 部品代235,000円(税込・S9LA-200/300)でディーラー新品より工賃分安い可能性。1年/2万km保証付き | 在庫がない場合がある(実例1: 1週間で見つからず)。依頼先を選ぶ必要がある | リビルト品の在庫が確認できた場合/費用を抑えつつ保証がほしい場合 |
| 中古品(民間工場) | 総額が最安(実例A: 165,000円・実例B: 129,250円) | 保証なし〜3ヶ月。製造番号適合の確認が必須。再故障時の追加費用リスクがある | 修理費を最小限に抑えたい/車両を短期間だけ維持すれば十分な場合 |
保証内容の比較では、新品とリビルト品の差がポイントです。ディーラー新品は通常1年保証ですが、保証期間内の対応はディーラーが直接行います。リビルト品のMCLオートパーツ保証(1年または2万km)は部品の保証であり、工賃は保証対象外になる場合があります。中古品は保証がないため、不具合が再発した場合は部品代と工賃が再度かかります。
リビルト在庫不足リスクと対処法
注意が必要なのは在庫不足です。公開された実例1(JF1・走行約95,000km超)では、リビルト品の調達を試みたところ1週間探しても在庫が見つからず、最終的に新品交換に切り替えています。
避けたい判断: 「リビルトなら安くなる」と前提して、代車や入庫日程を確定してから調達を試みること。在庫がなければスケジュールが崩れます。
こうすればOK: 整備工場に依頼する前に、工場側が取引するリビルト業者への在庫確認を先行させてもらう。在庫が確認できた段階で入庫日を確定する。
その異音がCVT本体か確認してから見積もりを取る―ジャダーは1〜2万円で済む可能性がある
30万円の見積もりを取る前に、症状を切り分けてください。CVT本体の故障ではない原因なら、費用は桁が変わります。
| 症状 | 疑われる箇所 | 費用感 |
|---|---|---|
| 発進時に車体が小刻みに震える(ジャダー) | CVTフルード(HMMF)の劣化の可能性 | 圧送交換(費用は整備工場に確認) |
| CVT付近から油が滲む・地面にシミ | デフサイドオイルシールの劣化 | ドライブシャフト脱着工賃+部品代 |
| ゴロゴロ・ガラガラという回転同期音 | ベアリング(=保証延長の対象症状) | 対象なら無償 / 対象外は費用比較表を参照(中古実例165,000円〜新品35万円) |
ジャダーの症状と診断手順
発進時のジャダー(小刻みな振動)は、CVT本体ではなくフルード劣化が原因のケースがあります。JF1/JF2の指定CVTフルードはHMMF(Honda Multi-matic Fluid)です。2代目JF3/JF4のHCF-2とは別物で混用できません。
診断の手順としては、まず「発進後すぐに収まるか」「停車時に振動がないか」を確認します。ジャダーはクリープ走行(低速発進)時に最も出やすく、速度が上がると収まる傾向があります。これがCVT本体の深刻な損傷であれば、速度域に関わらず異音や振動・滑りが出る場合があります。
ジャダーが初期段階なら、CVTフルードの圧送交換で改善するケースがあります。費用はCVT本体交換より大幅に安くなります(費用は整備工場に確認してください)。
フルード圧送交換の効果と限界: 劣化したフルードの油膜保持力が回復することで、金属接触部の摩擦変動が抑えられジャダーが軽減します。ただし劣化が進んだ状態での交換は逆効果になることがあるという指摘が整備現場から出ています。高走行車で長期間フルードを交換していない場合、洗浄効果で堆積物が動いて症状が悪化する可能性があるためです。「換えるべきか」は必ず事前診断の上で判断してください。自己判断で交換しないこと。
JF1 CVTジャダーの症状と初期サインでは、ジャダーがフルード交換で済むケースとCVT本体交換に進むケースの判別基準を詳しくまとめています。CVT異音の原因と切り分け方については、症状別の詳細な切り分け手順を別記事でまとめています。CVTフルード交換の是非については、JF1とJF3で答えが異なるため専用記事を参照してください。
年式別の保証延長適用状況―令和8年(2026年)現在、対象内の車両は原則存在しない
「自分の車は保証延長が使えるか」を年式別に確認するための対応表です。対象製造期間は平成23年12月2日〜平成28年12月7日(車台番号の範囲により異なります)。
| 初度登録年の目安 | 保証延長適用状況 | 延長後の期限 | 2026年10月時点の状況 |
|---|---|---|---|
| 2013〜2015年(初度登録6年未満相当) | 7年 または 10万km(延長後) | 最大2022年頃 | 期限切れ |
| 2012年以前(初度登録から6年以上経過) | 措置開始後1年 または 10万km(延長後) | 2020年2月終了 | 期限切れ |
| 2016〜2017年(初度登録6年未満相当) | 7年 または 10万km(延長後) | 最大2023〜2024年頃 | 期限切れ |
令和8年(2026年)10月時点では、JF1/JF2はすべて初度登録から9年以上経過しているため、延長保証の期限内にある車両は原則として存在しません。
保証延長はハガキが届きません。 リコールと異なり、保証期間延長は個別通知の制度がありません。自分から確認しない限り措置の存在を知らないまま費用を払う可能性があります。過去に入庫歴があるか、対策済みかどうかを含め、必ずホンダ販売店で車台番号による確認を行ってください。
ホンダCVT保証期間延長の全容については、制度の詳細・全車種の対象範囲・確認手順を別記事にまとめています。
中古CVTは本体代が最安だが保証なし・適合確認必須で実質コスパが逆転する場合がある
実例2件で確認できた中古CVT交換の費用と条件は次のとおりです。
| 実例 | 車両 | 部品代(税抜) | 工賃(税抜) | 総額(税込) | 作業時間/期間 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 実例A | JF1(H24年・2012年式) | 90,000円 | 60,000円 | 165,000円 | 6時間 | 讃岐メグロモータース |
| 実例B | N-BOXカスタム | 含む | 含む | 129,250円(割引後) | 2日間 | 笛吹市整備工場 |
N-BOXの中古CVT交換には固有の注意点があります。
ホンダはミッション製造番号が合わないと動かないことがあります。ある整備工場では予算の都合で中古ミッションへの載せ替えを希望したところ適合する中古が見つからず、最終的にエンジン付きミッションを取り寄せて作業した実例があります。
また、JF1/JF2とJF3/JF4(2代目)は全くの別物です。同じ「N-BOXのCVT」でも流用できません。同型式内でも製造番号違いで不適合が起こり得るため、中古を検討する場合は必ず年式・型式・ミッション製造番号を工場に伝えてください。
中古車購入後のCVT交換: 整備履歴の確認方法
中古車でJF1/JF2を購入した直後にCVT交換が必要になるケースでは、整備履歴の確認が重要です。確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 車検証・点検整備記録簿: 定期点検の記録があるか、CVTフルード交換の履歴があるか。記録簿があれば、いつフルードが交換されたかが分かります
- 保証延長の対応有無: ホンダ販売店での保証延長確認が過去にされているか。車台番号でディーラーに照会すれば、過去の入庫・作業履歴を確認できます
- 走行距離の連続性: 走行距離が記録と整合しているかを確認します(改ざんを除外するため)
ディーラーvs民間整備工場の使い分け
中古CVT交換を検討する場合のディーラーと民間整備工場の使い分け方は次のとおりです。
- ディーラーを選ぶ場合: 保証延長の対象確認や過去の入庫履歴の照会、新品部品の調達が必要な場合。ディーラーは中古部品を原則取り扱わないため、中古CVT交換はディーラーでは対応不可
- 民間整備工場を選ぶ場合: リビルト品または中古品での交換を希望する場合。費用を抑えやすい場合がある。ただし工場によって取引するリビルト業者や部品調達ルートが異なるため、複数工場に問い合わせることをお勧めします
避けたい判断: 本体代の安さだけでリビルト品より中古品を選ぶこと。
こうすればOK: 中古(無保証〜3ヶ月)とリビルト(1年/2万km保証)の総額差を出した上で、保証期間内に再不具合が発生した場合のコストを加味して判断する。実例Aの中古165,000円 vs リビルト総額30万円前後という比較では差があるように見えますが、再故障時の追加費用を含めると逆転することがあります。
直すか売るかの判断は「修理費・査定額・乗り換え月額」の3つを先に揃える
修理費は中古実例165,000円(税込)からリビルト総額30万円前後・新品35万円まで幅があり、JF1/JF2の車両価値と正面からぶつかる金額帯です。迷っている段階でやるべきことは数字を3つ揃えることだけです。
判断の決め手: 修理費・査定額・乗換月額の3数字を揃えてから決める
この3つが並んだ時点で、答えはたいてい自動的に決まります。見積1つだけで決めないでください。
- 修理見積: ディーラー + 民間整備工場(リビルト対応可)の2ヶ所で取る。必ず内訳を部品代と工賃に分けてもらう
- 現車の査定額: 修理する前に取る。不調のまま、ありのままを伝える
- 乗り換えた場合の月額: 中古車購入 or リースの実額
JF1/JF2は2011〜2017年式のため、令和8年(2026年)時点で車齢9〜15年です。CVTと同時期にエアコンコンプレッサー・電動スライドドア・足回りが寿命を迎えます。今回30万円払っても、次の出費が数年以内に来る可能性が高い年式です。
重要なのは、修理してから売っても、支払った修理費が査定額にそのまま上乗せされることはほぼないという点です。売る方向に傾いているなら、修理する前に査定を取ってください。順序を逆にすると30万円が消えます。
CVT不調のN-BOXの査定額については、減額のロジックと業者差を別記事で解説しています。CVT交換に30万円かかる場合の判断については、直す・売る・乗り換えの3択を詳しくまとめた記事を参照してください。
よくある質問
Q1. JF2(4WD)のCVT交換費用はJF1と違いますか?
JF2用のリビルト部品(品番S9LA-300)はJF1用(S9LA-200)と同額の235,000円(税込)です。MCLオートパーツの2026年10月1日時点での価格を確認した結果、差額は0円(編集部算出)でした。「4WDは高くなる」という情報が一部で出回っていますが、リビルト部品代については現時点で差はありません。工賃はエンジンレイアウトにより異なる場合があるため、整備工場に個別確認してください。
Q2. リビルト品の部品代は実際いくらですか?出典はどこですか?
MCLオートパーツ(Yahoo!ショッピング)が2026年10月1日時点で公開している価格です。JF1用S9LA-200が235,000円(税込)、JF2用S9LA-300が235,000円(税込)です。保証条件は1年または2万km。コア(旧ミッション)の返却は到着後10日以内が条件です。送料無料(東京・本州)ですが、沖縄/離島/北海道は別途送料が発生します。価格は変動する場合があるため、発注前に出典ページで最新価格を確認してください。
Q3. リビルト品の在庫が見つからない場合はどうすればいいですか?
公開実例1では、1週間探しても在庫が見つからず最終的に新品に切り替えました。対処法は3つあります。(1)複数のリビルト業者に問い合わせる(工場経由で複数のルートにアクセスできます)。(2)入手できるまで待つ(業者によっては入荷待ちで対応可能)。(3)在庫待ちのコストと新品切り替えのコストを比較して新品を選ぶ。なお、整備工場に預けた後で「在庫なし→新品切替」になると、工場側の見積も変わるため、調達見込みを先に確認してから入庫することをお勧めします。
Q4. 見積もりは値引きできますか?
公開実例1(JF1・走行約95,000km超)では、ディーラーで当初35万円の見積から5万円の値引きが入り、最終的に30万円で成立しています。入庫前にリビルト在庫を1週間探したが見つからず新品に切り替えた経緯があり、他社見積や代替手段の検討が交渉の場面で活用されました。他社の見積を持っていることが交渉材料になります。民間整備工場でもリビルト品の仕入れルートにより価格差が出るため、2社以上で見積を取ることをお勧めします。
Q5. ホンダの保証期間延長とリコール(届出番号4677)は別ものですか?
はい、全く別の制度です。保証期間延長(190201)はJF1/JF2を含む14車種対象のドリブンプーリーベアリング劣化への対応措置で、措置開始は2019年2月1日。リコール(届出番号4677)は2020年2月27日届出で、DBA-JF3とDBA-JF4のみが対象(計44,974台)です。JF1/JF2のオーナーが使えるのは保証延長のみですが、令和8年(2026年)10月時点では延長保証の期限内車両は原則として存在しません。ディーラーで「リコール対象外」と言われた場合も、保証延長の確認が別途できているか車台番号で確認してください。
Q6. ディーラーで「リコール対象外」と言われました。もう無償はありませんか?
「リコール対象外」と言われた場合でも、ホンダの「CVTドリブンプーリーベアリング 保証期間延長(措置番号190201)」の対象かどうかは別の問題です。保証期間延長とリコールは異なる制度であり、車台番号による確認で独立して判定できます。ただし令和8年(2026年)10月時点では、JF1/JF2はすべて初度登録から9年以上経過しているため、延長保証の期限内にある車両は原則として存在しません。詳細はホンダCVT保証期間延長の全容を参照してください。
Q7. CVTフルード交換すれば修理しなくて済みますか?
症状がジャダー(発進時の小刻みな振動)であれば、CVTフルード(JF1/JF2の指定はHMMF)の圧送交換で改善するケースがあります。費用はCVT本体交換より大幅に安くなります(費用は整備工場に確認してください)。ただし高走行車で長期フルード無交換の場合、洗浄効果で堆積物が動いて症状が悪化することがあります。フルード交換で済むかどうかは事前診断が必要で、自己判断での交換はリスクがあります。詳しくはCVTフルード交換の是非を参照してください。なお、保証延長の対象となったベアリング起因の異音(ゴロゴロ・ガラガラ)はフルード交換では対処できません。
次に読むべき記事
症状の確認・費用判断・売却検討の各ステップで参考になる記事をまとめています。
- そもそも症状がCVTか確認したい: CVT異音の原因と切り分け方
- 30万円を払うか迷っている: CVT交換に30万円かかる場合の判断
- 売る場合いくらになるか: CVT不調のN-BOXの査定額
- 保証延長の制度を詳しく知りたい: ホンダCVT保証期間延長の全容
- 他に何が来るか知りたい: N-BOX JF1の持病・弱点まとめ
- フルード交換で済むか: CVTフルード交換の是非
- CVT寿命の実例: N-BOX CVTの寿命は何キロか
- JF2(4WD)の費用が気になる: N-BOX JF2 CVT交換費用|4WD特有の注意点と実例から見る費用相場
- CVT交換と前後して来る可能性がある修理: N-BOX JF2 ウォーターポンプ交換費用の実例集計
この記事の集計方法について
- 本記事は、筆者が実車を整備した記録ではありません。公開されている修理実例(みんカラ整備手帳、グーネットピット掲載工場ブログ、整備工場作業記録)、リビルト部品の販売ページ(MCLオートパーツ)、ホンダ公式の市場措置情報を横断して集計したものです
- 金額の内訳まで確認できた実例はn=2件(実例Aは讃岐メグロモータース/みんカラ整備手帳、実例Bは笛吹市整備工場)です。件数が少ないため、統計的な相場ではなく傾向としてお読みください
- リビルト部品代の235,000円はMCLオートパーツ(Yahoo!ショッピング)の2026年10月1日時点の価格です。価格は変動することがあります
- 保証延長・リコールの適用可否は車台番号でしか判定できません。 本記事の情報で自己判断せず、必ずホンダ公式の検索または販売店で確認してください
- 整備手順は記載していません。CVTの脱着はエンジンを降ろす作業を伴い、DIYの領域ではないためです
- 最終確認日: 令和8年(2026年)10月1日
