ハスラー MR31Sの廃車費用|リサイクル料金8,270〜8,730円と重量税の還付額(2026年10月時点)

最終更新: 2026-10-05 ・ 約16分で読めます ・ 修理費 編集部

この記事の要点(令和8年(2026年)10月5日時点)

この記事は、軽検協・国税庁・スズキ・環境省などの公開情報と、廃車買取事業者の公開ページを整理したものです。筆者が実車を廃車にした記録ではありません。金額は条件つきで書き、編集部が計算した値には「編集部算出」と付けています。


ハスラー MR31Sの廃車は、返納の手数料は0円ですが、自分で業者に頼むと解体費・レッカー費が別にかかり、預託されていなければリサイクル料金も必要です

ハスラー MR31Sの廃車費用とは、リサイクル料金・解体返納の手数料・解体や引取の費用のことで、解体返納の手数料は0円、預託済みなら廃車時のリサイクル料金も追加されません。

払うお金と戻るお金を、条件ごとに一覧にします。自分の条件の行から読めば全体像がつかめます。

項目金額・扱いどの条件で変わるか詳しくは
解体返納の申請手数料(軽検協)0円軽自動車の解体返納の申請手数料です3つ目の章
リサイクル料金預託済みなら廃車時の追加なし(公表額は1型8,730円・2型8,270円)新車購入時に負担済みか、未預託か2つ目の章
解体費・レッカー費自分で業者に頼むと別にかかる。事業者の目安は解体10,000〜20,000円・レッカー5,000〜10,000円(廃車王1社の記述)依頼先で変わる3つ目の章
重量税の還付(戻る)車検残1か月以上で還付。1か月未満は0円車検残の月数と、納付した税額4つ目の章
軽自動車税(戻らない)月割では戻らない4月1日をまたぐか5つ目の章
自賠責保険(戻りうる)保険期間の残りが1か月以上で戻りうる保険期間の残り7つ目の章

自分の条件は、車検証と購入時の記憶で確かめます。


MR31Sのリサイクル料金は1型8,730円・2型8,270円で、新車購入時に払っていれば廃車時に追加はありません

リサイクル料金はスズキが型式別に公表しています。MR31Sの表には「MR31S」と「MR31S 2型」の2行があり、金額が違います。

以下はスズキ「軽自動車(2005年1月以降)自動車リサイクル料金」の型式表のうち、エアコン有・エアバッグ類5個の行です(令和8年(2026年)10月5日取得)。

型式表の行シュレッダーダストエアバッグ類フロン類(エアコン有)3品目合計
MR31S4,520円2,260円1,950円8,730円
MR31S 2型4,430円1,980円1,860円8,270円

フロン類はエアコンが無ければ0円という注記が表にあります。1型・2型を分ける年式や改良時期は、スズキの料金表に書かれていません。そのため自分の車がどちらの行かは本記事では断定せず、8,270〜8,730円の範囲で示します。

3品目とは別に、資金管理料金と情報管理料金があります(2017年4月1日改定)。新車登録時は合計420円、リサイクル料金未預託車の廃車時は合計540円です。

環境省の案内では、リサイクル料金は原則として新車購入時に負担します。未納の車は、使用済みとなって引取業者に引き渡す際に負担します。つまり預託済みの車は、廃車時にこの金額を追加で払うことはありません。

未預託だった場合は、MR31S(1型・エアコン有)で8,730円+540円=9,270円(編集部算出)です。ハスラーは2013年以降の車で、新車時の預託が前提なので、通常はこのケースになりません。

預託状況の確かめ方: JARS(自動車リサイクルシステム)の「自動車リサイクル料金の預託状況」検索(利用時間 7:00〜24:00)で調べられます。結果を印刷すれば、リサイクル券の代わりに使えます。リサイクル券は原則再発行できないので、紛失していてもこの方法で足ります。


自分で手続きすると返納手数料は0円ですが解体・レッカー費は別で、廃車買取は業者の条件を確かめれば引取や代行が無料になります

軽自動車は軽検協で手続きします。「解体返納」と「自動車検査証返納(一時使用中止)」の2種類があり、手数料が違います。

手続き手数料位置づけ
解体返納0円(無料)車を解体して廃車にする手続き
自動車検査証返納(一時使用中止)450円(1件あたり)廃車(解体)ではなく、使用を一時中止する手続き

一時使用中止の450円は、令和8年(2026年)4月1日に施行された手数料令の改定後の額です。

  1. 車を解体業者または廃車買取業者に引き渡します(預託済みならリサイクル料金の追加はありません)
  2. 解体が済んだら、軽検協で解体返納をします(手数料は0円)
  3. 重量税の還付を受けるなら、解体届出(永久抹消)と同時に還付申請をします。後日の単独申請は原則できません
  4. 重量税の還付金は、申請書の提出からおおむね2か月半後に支払われます
  5. 自賠責は廃車しただけでは解約になりません。保険会社で解約します

自分で手続きする場合と廃車買取に出す場合の費用を、項目をそろえて比べます。業者側の数字は廃車王1社の記述で、公的な相場ではありません。

項目自分で手続き(解体業者などに依頼)廃車買取(例: 廃車王)
解体返納の手数料0円0円
リサイクル料金預託済みなら追加なし預託済みなら追加なし
解体費用事業者の目安は10,000〜20,000円(廃車王の記述)業者の条件を確認
引取(レッカー)費用事業者の目安は5,000〜10,000円(廃車王の記述)廃車王は「原則無料」と記載
手続き代行自分で行えば不要廃車王は「すべて無料で代行」と記載
重量税の還付・自賠責の返戻自分で申請して受け取る業者に確認(この記事の出典に記載なし)

廃車王の表では、軽自動車の廃車費用の合計は23,000〜40,000円とされ、リサイクル費用は8,000円です。ただしこれは同社の一般的な目安で、車種により異なります。MR31Sのリサイクル料金は公式表の8,270〜8,730円で、預託済みなら廃車時の追加はありません。「引取・代行が無料」も廃車王自社のサービス条件で、すべての業者に当てはまるわけではありません。

廃車買取に出す場合、重量税の還付や自賠責の返戻が買取額に含まれるのか、別に戻るのかは、この記事で使った出典に記載がありません。見積もりの際に、「重量税・自賠責の還付分は買取額に含まれるか、別に戻るか」を必ず確かめてください。

避けたい判断こうすればOK
1社の費用目安を、そのまま自分の費用と決める解体・引取・代行を同じ項目で、複数の見積もりで比べる
「無料」の中身を確かめず、還付や返戻の行き先を聞かない還付・返戻が買取額に含まれるかを見積もり時に確認する
修理費の見積もりを見ずに廃車と決める軽 修理 20万 直すか 乗り換えかで、直す場合の損益を先に確認する

重量税の還付は車検残が1か月以上あるときだけで、継続車検で6,600円を納付していれば残12か月で3,300円・残6か月で1,650円です

重量税の還付は、解体届出と同時に申請し、車検残が1か月以上あるときに限ります。1か月に満たない端数は切り捨てで、1か月未満なら還付は0円です。

還付額は、納付された重量税額に車検残存期間を掛け、車検有効期間で割って求めます(国税庁等の案内の式)。車検残存期間は、確定日の翌日から車検証の有効期間満了日までの月数です。

次の表は、継続車検で当分の間税率の6,600円(自家用・2年分)を納付した前提の編集部算出です。車検有効期間は24か月と仮定しています。令和8年度の財務省資料では、軽自動車・自家用・2年分の重量税は当分の間税率で6,600円、本則税率で5,000円です。重量は問わず定額です。

前提(納付額)車検残還付額(編集部算出)計算
継続車検で6,600円を納付12か月3,300円6,600円×12÷24
継続車検で6,600円を納付6か月1,650円6,600円×6÷24
車検残が1か月未満1か月未満0円還付の要件を満たさない
重量税の還付額(編集部算出)は、継続車検で6,600円を納付した前提で、車検残12か月が3,300円、残6か月が1,650円。
車検残ごとの重量税の還付額(継続車検で6,600円を納付・24か月車検の前提。編集部算出)

軽自動車税は月割で戻らないので、4月1日をまたぐ前に廃車手続きを済ませるのが得です

軽自動車税(種別割)は、4月1日までに廃車(返納・解体返納)が済んでいないと、その年度の通知が届きます。この記事では、自治体の記述の例として名古屋市の案内を使います。

名古屋市の案内には「軽自動車税には月割の制度はありません」とあり、4月2日以後に廃車や譲渡をしても、その年度の税額の全額を納付する、とされています。お住まいの市町村の扱いは、自治体の窓口やサイトで確認してください。軽自動車税の年額は、この記事の出典に記載がないので書きません。

避けたい判断こうすればOK
4月2日以降に廃車して、当年度分の全額を払う4月1日をまたぐ前に解体返納まで終える
3月末になってから業者に連絡する引き渡しから解体返納までの手順に時間がかかる前提で、余裕をもって依頼する

軽自動車税は令和8年(2026年)10月時点の自治体の記述に基づきます。4月1日までに「返納・解体返納」が済んでいるかが分かれ目なので、車を引き渡しただけでは足りません。


廃車前に買取を確かめると0円以上になる例があり、廃車王1社の掲載実績(金額の高い順1ページ目20件・型式年式混在)で確認できます

廃車にする前に買取を確かめておくと、値がつくことがあります。ただし以下は事業者1社の掲載実績で、現在の相場ではありません。

項目内容条件・限定
廃車王の掲載実績の範囲50,000〜139,000円廃車王のスズキ ハスラー買取実績。既定の並び「金額の高い順」の1ページ目20件のみ。型式・年式混在(最高額は令和元年式・岩手県)。令和8年(2026年)10月5日取得
掲載実績の全体10,000〜139,000円同ページの全3ページ44件の全体幅。2ページ目以降には1ページ目の最低額と同額の50,000円を含み、それより低い実績もあります
過去の実例(ワケパーツ)130,000円(還付なし)2021年12月18日の1件。DBA-MR31S・2014年11月式・走行173,014km・車検残1か月未満・来店持込。中古車としての買取と読める。現在の相場ではありません

表の数字は、年式・走行距離・車検・状態で変わります。1ページ目の20件は高い順に並んだ上位側なので、手元の車が同じ範囲になるとは限りません。0円や費用が出る場合もあります。

廃車王は自社の方針として「事故車・水没車・不動車・車検切れの車などどんな車でも原則0円以上で買取」と書いています。これは事業者の自己申告で、一般則ではありません。

別の車種の買取の集計は、N-BOX 廃車 いくらとタントの廃車費用にあります。


自賠責は保険期間の残りが1か月以上あれば戻りうるので、返納後に保険会社で解約します

自賠責は、廃車しただけでは解約になりません。保険会社で手続きをした時点で解約されます。窓口は損害保険会社で、代理店ではできません。

保険期間の残りが1か月未満の場合、解約返戻保険料はありません。1か月以上残っていれば返戻の対象になりますが、金額はこの記事の出典にないので書きません。加入している保険会社に問い合わせてください。

自賠責保険料の改定が車検費用にどう響くかは、自賠責 値上げ 2026 軽自動車 車検費用で整理しています。


よくある質問

Q1. ハスラーを廃車にするとリサイクル料金はかかりますか?

新車購入時に預託済みなら、廃車時の追加はありません。MR31Sの公表額は1型8,730円・2型8,270円(エアコン有・エアバッグ類5個の行)です。未預託なら使用済みとして引き渡す際の負担になります。JARSの預託状況検索で確認でき、印刷すればリサイクル券の代わりになります。

Q2. 廃車の手続きを自分でできますか?

軽自動車は軽検協で手続きします。解体返納の申請手数料は無料です。重量税の還付を受けるなら、解体届出と同時に申請します。解体や引取は業者に頼むことになり、その費用は別にかかります。

Q3. 廃車で重量税は戻りますか?

車検残が1か月以上ある場合に限り戻ります。継続車検で6,600円を納付していた前提の編集部算出で、残12か月なら3,300円、残6か月なら1,650円です。1か月に満たなければ0円です。本則5,000円の車・エコカー減税車・13年経過車は額が変わります。

Q4. 軽自動車税は戻りますか?

月割では戻りません。4月2日以後に廃車しても、その年度の税額は全額かかります(例: 名古屋市)。4月1日をまたぐ前に解体返納まで終えると避けられます。

Q5. 古いハスラーでも廃車買取で0円以上になりますか?

廃車王は自社の方針として、どんな車でも原則0円以上で買い取ると書いていますが、事業者1社の自己申告で、一般則ではありません。同社の掲載実績は全44件(型式年式混在)で10,000〜139,000円です。金額の高い順1ページ目20件だけなら50,000〜139,000円で、これは上位側の数字です。年式・走行距離・車検・状態によっては、0円や費用が出る場合もあります。

目安として、買取の提示額が0円以上で、還付分が別に戻る(または含まれる)なら、解体費・引取費がかからない分、買取のほうが有利になりやすいです。見積もり時は「提示額に還付金は含まれるか」「引取・手続きの費用は無料か」を確認してください。

Q6. 自賠責は解約すると戻りますか?

保険期間の残りが1か月以上あれば解約返戻の対象です。1か月未満は返戻がありません。窓口は損害保険会社で、廃車しただけでは解約になりません。金額は保険会社に問い合わせてください。

出典

  1. 軽自動車検査協会「自動車検査証返納届(一時使用中止)」(ページ更新日2026-04-13) (取得日: 2026-10-05)
  2. 軽自動車検査協会「解体返納」 (取得日: 2026-10-05)
  3. 軽自動車検査協会「「道路運送車両法関係手数料令の一部を改正する政令」が閣議決定されました」 (取得日: 2026-10-05)
  4. 国税庁「No.7193 使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度」 (取得日: 2026-10-05)
  5. 国税庁・国土交通省・軽自動車検査協会「使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について」(令和4年1月) (取得日: 2026-10-05)
  6. 国税庁・国土交通省・軽自動車検査協会「使用済自動車に係る自動車重量税還付申請書の記載の手引」(令和4年1月) (取得日: 2026-10-05)
  7. スズキ「軽自動車(2005年1月以降)自動車リサイクル料金」 (取得日: 2026-10-05)
  8. 国土交通省「自賠責よくあるご質問」 (取得日: 2026-10-05)
  9. 軽自動車検査協会「軽自動車税の納税通知書を受領した方へ」 (取得日: 2026-10-05)
  10. 名古屋市「軽自動車税のQ&A:軽自動車税の課税」(自治体公式) (取得日: 2026-10-05)
  11. 環境省「知っておきたい自動車リサイクル法」 (取得日: 2026-10-05)
  12. 財務省「自動車重量税の概要」 (取得日: 2026-10-05)
  13. 国土交通省「令和8年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方」 (取得日: 2026-10-05)
  14. 自動車リサイクルシステム(JARS)「自動車ユーザーの方」 (取得日: 2026-10-05)
  15. ワケパーツ(廃車買取業者・事業者公式)「来店持込 スズキ ハスラー DBA-MR31S」買取事例 (取得日: 2026-10-05)
  16. 廃車王(事業者公式)「スズキ ハスラー 廃車・事故車の買取実績と相場」 (取得日: 2026-10-05)
  17. 廃車王(事業者公式)「廃車費用はいくら?」 (取得日: 2026-10-05)