タント LA600Sの廃車費用を条件別に確認|預託済み・近距離なら自費試算2万円

最終更新: 2026-10-05 ・ 約13分で読めます ・ 修理費 編集部

この記事の要点

タント LA600Sを手放すときは、「廃車なら無料」と一律には決められません。引取り・解体・代行のどこまでを誰が負担するか、リサイクル料金を預託済みか、車検が残っているかで確認する項目が変わります。

本記事は公開された制度案内と事業者の料金目安を整理したもので、実車の体験談ではありません。事業者が示す金額は全社共通の相場ではなく、見積もり時の確認材料として扱います。

LA600Sの廃車で自分が払う費用は、無料引取り等の条件を確認できた場合と、解体・搬送等を自費で依頼する場合で分けて見積もります

自己負担は、依頼方法を先に分けてから、リサイクル料金を預託済みかどうかを当てはめると整理しやすくなります。LA600Sの廃車費用とは、解体・レッカー・手続き代行・リサイクル料金のうち自分が払う分のことです。

依頼方法と預託状況自己負担の見方含む費用・別途になり得る費用見積もりで確認する項目
無料引取り等の条件を確認でき、預託済みハイシャルは手続き・引取りを無料としている一部島しょ部は除外。後付け装備は別途支払いの例外があります自走できるか、引取り・搬送費、解体、手続き、島しょ部などの除外条件
無料引取り等の条件を確認でき、未預託引渡時にリサイクル料金を負担します3品目9,070〜9,420円と、廃車時の管理料金540円を別に確認します自走できるか、引取り・搬送費、預託の有無、引取時の請求額、後付け装備の有無
解体・搬送を自費で依頼し、預託済み近距離搬送・自分で解体返納なら編集部算出20,000円解体約10,000円と、数km程度のレッカー約10,000円を合算。距離加算・代行は含みません自走できるか、レッカー距離、引取り・搬送費、解体費、手続きの担当者
解体・搬送を自費で依頼し、行政書士にも頼む近距離搬送を前提に編集部算出22,000〜30,000円上記に行政書士代行2,000〜10,000円を加えたケースです自走できるか、代行費、レッカー距離、引取り・搬送費、未預託分の有無
近距離搬送・預託済みの編集部算出では、解体費約1万円と近距離レッカー約1万円に対し、行政書士代行は2,000円から10,000円の幅で加わる
自費で依頼する費用の内訳(近距離搬送・預託済み・編集部算出)。解体費・レッカー代は目安の約1万円、代行は範囲値のため下限2,000円と上限10,000円を別の棒で示す。出典: カーネクスト、ソコカラ

解体返納の申請手数料は無料です。ただし、自費ケースの解体費・レッカー代は事業者コラムが示す目安であり、距離や車の状態で変わります。20,000円は近距離搬送、預託済み、自分で解体返納という条件を固定した編集部算出で、すべてのLA600Sに当てはまる下限ではありません。

自走できないことだけで有料と決めることはできません。引取り・搬送費を誰が負担するかは依頼先ごとに異なるため、自走の可否を伝えたうえで、費用が見積もりに含まれるかを確認します。

避けたい判断: 「引取り無料」という表示だけで、解体・搬送・代行のどこまで含むかを確認せずに依頼することです。

こうすればOK: 見積もりで引取り、解体、レッカー距離、手続き代行、リサイクル料金、島しょ部などの除外条件を一つずつ確認します。

LA600Sのリサイクル料金は預託済みなら追加不要、未預託なら3品目9,070〜9,420円に別途540円を確認します

リサイクル料金は、まず購入時に預託済みかをリサイクル券で確認します。ダイハツの2025年6月5日現在の料金表では、LA600S・LA610Sの3品目合計は9,070〜9,420円です。

項目LA600S・LA610Sの金額条件
エアバッグ類1,900〜2,050円ダイハツの料金表にあるLA600S・LA610Sの行
フロン類1,750〜1,950円同上
シュレッダーダスト5,420円同上
3品目合計9,070〜9,420円未預託なら引渡時に負担する金額として確認
情報管理料金・資金管理料金廃車時540円3品目とは別に確認。引取時の資金管理料金410円と情報管理料金130円の合計

購入時にリサイクル料金を負担していない車は、使用済自動車として引取業者へ渡す時点で負担します。一方で、購入時に預託済みでも、エアバッグやエアコンを後付けした場合は廃車時の支払いと資金管理料金の再負担が必要です。エアバッグ類だけを出荷後に装着した場合の別途預託は1,150円です。

リサイクル券が見当たらないときは、預託の有無を不明のまま判断せず、引取先へ確認項目として伝えます。

軽自動車税は月割で戻らず4月1日の所有者に全額かかるので、3月中の廃車が得です

軽自動車税(種別割)は、年度途中に廃車しても月割では還付されません。4月1日現在の所有者に課税されるため、4月2日以降に廃車しても、その年度分を月割で取り戻すことはできません。

最初の新規検査四輪乗用・自家用の軽自動車税(年額)確認する書類
平成27年(2015年)3月31日以前7,200円車検証の初度検査年月
平成27年(2015年)4月1日以後10,800円車検証の初度検査年月
最初の新規検査から13年経過12,900円重課の該当年度は自治体の通知で確認

LA600Sのどの年度分から13年経過の重課になるかは、ここでは断定しません。車検証の初度検査年月と納税通知書を照らし、4月1日より前に抹消できるかを確認するのが確実です。

前世代の費用や税の事例を比較するなら、タント L375S 年間 維持費も読めます。ただし、LA600Sの税額として読み替えないでください。

重量税は車検残が1か月以上ある解体返納でだけ戻り、13年経過区分は初度検査年と受検期間を組にして確認します

重量税の廃車還付は、解体を事由とする抹消または解体届出と同時に申請し、車検残が1か月以上ある場合に限られます。計算式は、納付額×車検残存期間÷車検有効期間です。

受検期間初度検査年LA600Sで確認する区分軽自動車・自家用の重量税(2年)
令和7年11月1日〜令和8年10月31日平成25年(2013年)以降左記以外6,600円
令和8年11月1日〜令和9年10月31日平成25年(2013年)13年経過車8,200円
令和8年11月1日〜令和9年10月31日平成26年(2014年)以降左記以外6,600円
各受検期間の該当車18年経過車18年経過車8,800円

令和8年11月1日〜令和9年10月31日に受検する場合、LA600Sでは平成25年(2013年)初度分だけが13年経過車の区分です。平成26年(2014年)以降の初度分を一括して13年経過とせず、受検期間とセットで確認してください。これは軽自動車税の重課年度とは別の区分です。

売却または下取りでは重量税の廃車還付を受けられません。廃車買取業者への売却がこの「売却」に当たるかは確認できていないため、見積もり先に重量税還付の扱いを確認します。

LA600Sを売るか廃車買取にするかは、走行距離だけで決めず、同じ条件を伝えた両方の提示額と費用を比べます

LA600Sの相場詳細を受ける別記事はありません。年式、グレード、走行距離、状態、引取り費、手続き費を同じ条件で伝え、通常買取と廃車買取の両方の提示額を比べるのが次の行動です。

比べる先公開されている条件付きの情報比較でそろえる条件
通常買取改造車王のL SA、2013〜2016年式、走行5〜8万kmの目安は5万〜15万円グレード、年式、走行距離、修復歴、装備不具合
廃車買取ハイシャルは事故車・低年式車などに0円以上の買取保証を掲げる引取り・手続きが提示額に含まれるか、除外地域
タント全世代の参考ハイシャルの掲載表の平均買取価格は20,695円LA600S単独の平均ではないことを前提にする
タント全世代の参考ハイシャルのお客様の声にある買取金額は3,000〜12,000円型式・年式が不明なため、LA600Sの相場にはしない

走行10万km超、スライドドア不具合、エアコンコンプレッサー故障、内装の汚れ・臭い、修復歴は、改造車王が挙げるLA600Sのマイナス査定要因です。ただし、これは廃車にする境界ではありません。走行距離だけで選ばず、費用込みの提示内容を比較してください。

旧世代を比較用に確認するなら、タント L375S 廃車 いくらやN-BOX 廃車 いくらを参照できます。いずれもLA600Sの相場ではありません。

修理費を前に手放すか迷う場合は、軽 修理 20万 直すか 乗り換えかで判断軸を確認できます。

費用が思ったより膨らむのは、後付け装備・未預託・長距離レッカー・代行を頼むときです

費用が増える要因は、基本の解体返納手数料とは別に発生します。見積もりには、預託状況と搬送距離、誰に手続きを頼むかを分けて伝える必要があります。

増える要因確認する金額・条件
後付けエアバッグ出荷後に装着した場合は1,150円の別途預託。後付けエアバッグ・エアコンは廃車時の支払いと資金管理料金の再負担が必要
未預託使用済自動車を引取業者へ渡す時にリサイクル料金を負担
長距離レッカー数km程度なら約10,000円、長距離では30,000円以上になることがあります
行政書士への代行2,000〜10,000円が目安
ディーラーへの代行10,000〜20,000円が目安

解体返納の申請手数料は無料でも、搬送や代行まで無料とは限りません。無料引取りを示す業者でも、対象地域や追加費用の条件を契約前に確認します。

手配の順番は「リサイクル券と車検証を確認→依頼方法と見積項目を確認→買取と廃車の見積もり→3月中に抹消」の4ステップです

費用を抑えるには、先に書類で条件をそろえてから、依頼先の見積もり範囲を比べます。整備作業ではなく、費用判断に必要な確認順です。

  1. リサイクル券で預託の有無を、車検証で初度検査年月と車検残を確認します。
  2. 無料引取り等の条件を確認できる依頼か、自費で解体・搬送を頼む依頼かを分け、引取り・解体・レッカー・代行の見積項目を確認します。
  3. 通常買取と廃車買取の両方へ、同じ年式・グレード・走行距離・状態・引取り費を伝えて提示内容を比べます。
  4. 4月1日の所有者に軽自動車税が課税され、月割還付はないため、3月中の抹消可否を確認します。

修理して乗るか手放すかまで考える場合は、タント L375S 修理 乗り換え 判断も判断の参考になります。車齢や税額はLA600Sと異なるため、比較材料として使ってください。

廃車にする前に、CVT 不調で載せ替えか買い替えかを迷っている場合は、タント LA600S CVT 修理か買い替えか で先にリコール照会と見積の見方を確認できます。

手放す前に公式の無償対応が残っていないか、タント LA600S 故障 多い 部位で確認してください。

よくある質問

Q1. LA600Sの廃車で後から請求されることはありますか?

あります。未預託のリサイクル料金、後付け装備、長距離レッカー、手続き代行は別途費用になり得ます。無料引取り等の表示がある場合も、引取り・解体・代行・対象地域の条件を見積もり前に確認します。

Q2. リサイクル券が見つからないときはどうしますか?

預託の有無を確認してから見積もりを取ります。購入時にリサイクル料金を負担していない車は、使用済自動車として引取業者へ渡す時に負担するため、不明なまま無料と判断しないことが大切です。

Q3. 4月2日に廃車すると軽自動車税は戻りますか?

戻りません。軽自動車税は4月1日現在の所有者に課税され、年度途中で廃車しても月割還付はありません。3月中に抹消できるかを確認してください。

Q4. 車検が残っているとき、重量税は戻りますか?

解体を事由とする抹消または解体届出と同時に申請し、車検残が1か月以上ある場合に限り還付の対象です。計算は納付額×車検残存期間÷車検有効期間で行われます。

Q5. 「無料引取り」の業者なら費用は一切かかりませんか?

一律には言えません。ハイシャルは手続き・引取りを無料としている一方で一部島しょ部を除くとしており、未預託や後付け装備、依頼条件によって確認すべき費用があります。提示額に何が含まれるかを確認してください。

出典

  1. 軽自動車検査協会「解体返納」 (取得日: 2026-10-05)
  2. 総務省「平成28年度から軽自動車税の税率が変わります」 (取得日: 2026-10-05)
  3. 柏市「年度の途中で譲渡・廃車した場合の軽自動車税」 (取得日: 2026-10-05)
  4. ダイハツ工業「リサイクル料金表(軽・乗用車)2025年6月5日現在」 (取得日: 2026-10-05)
  5. 環境省「知っておきたい自動車リサイクル法」(FAQ) (取得日: 2026-10-05)
  6. 国税庁「使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度について」(Q&A) (取得日: 2026-10-05)
  7. 軽自動車検査協会「18年・13年経過年数表」 (取得日: 2026-10-05)
  8. ハイシャル「タントの廃車買取実績」 (取得日: 2026-10-05)
  9. カーネクスト「軽自動車の廃車費用はいくら?」 (取得日: 2026-10-05)
  10. ソコカラ(株式会社はなまる)「廃車費用の相場と内訳を解説!レッカー代など安く抑える方法も」 (取得日: 2026-10-05)
  11. 改造車王「タント LA600Sの買取相場はどれくらい?徹底解説!」 (取得日: 2026-10-05)
  12. 自動車リサイクル促進センター「リサイクル料金内訳」 (取得日: 2026-10-05)
  13. ネクステージ「タント型式:DBA-LA600S のクルマカタログ」 (取得日: 2026-10-05)